宮津エコツアー · 11月 2013

11月 2013

雲というのは、詩的な比喩の世界では、日を遮る障害物!   陽に対する陰、太陽を隠す、心が曇る マイナスイメージを持つものとして扱われます。

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「時は今 雨が下しる 五月哉」

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(↑ 二枚 撮影日時 2013/11/21 )

明智光秀は、心に湧いた主君信長に対する反逆の雲、もうこらえることはできない、集中豪雨となって降るだけだ!と心を気象に託して表しました。

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「出雲」の国というのも、朝廷に背く心を持った国という意味を含んでいたのかもしれません。うらにしの雲。恐ろしや恐ろしや、

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,けれども、ここはそういうことはおいといて、雲というのは、どんな形であれ、地上付近の空気が上昇させられると気圧が低くなり、空気は膨張して気温が下がり、水滴や氷になるそれだけのこと、

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(↑ 三枚 11/22)

気象科学としてみれば、初冬特有の丹後の雲は一見の価値あり、実に興味深い物です。

宮津市指定の天然記念物「オオモミジ」。

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これが色づけば、いよいよ師走、社も雪囲い、冬を待つばかりです。

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ちなみに、「オオモミジ」は[ヤマモミジ]とイロハモミジを親にする兄弟。その兄弟の分布について、ヤマモミジは、日本海側を中心、オオモミジはイロハモミジより北まで生えるが、日本海側の多雪地帯には無いとおっしゃる方があります。※

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その説によると、日本海側の多雪地上世屋にオオモミジがあるということは、「謎」ということになるのかもしれません。

※「樹木図鑑」www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-oomomiji.htm

丹後大学駅伝は、久美浜スタート・宮津市役所ゴールの8区81.2km、18校で競われた。

最終8区ランナーは、多くの観光客の声援の中 天橋立を走り抜けゴールを目指した。

 

トップランナー   「智恵の松」(与謝野寛・晶子歌碑)付近

DSCN6229トップから約20m後ろを追走する2位ランナー

DSCN6232少し遅れて、三位グループ

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廻旋橋を力走するランナー

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暖かい声援の中を最後まで頑張りぬくランナー

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結果は次のとおり

優勝 京都産業大学  タイム 4時間10分50秒

2位 立命館大学         同タイム

3位 大阪経済大学       4時間14分7秒  4位の関西学院大学も同タイム

 

世屋高原「しおぎり荘」のモミジ。

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丹念な整備に答えるかのように美しく色づいています。

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また館周辺には、シデを中心とした里山落葉広葉樹林が、良好な状態で保全されています。

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それぞれの木が黄色に赤にオレンジに特有の色に染まります。下草に目をやれば、、、サルトリイバラ。

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有名なモミジスポットは幾つもみてきた、神社仏閣の素敵なお庭も拝見した、さて、今年はどこか一つ新しいスポットを開拓してみよう!、、、、そうお思いの方には里の暮らしと自然が作り出した紅・黄葉樹林の秋がお奨め。

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さて、24日、このしおぎり荘ホールでピアニスト、福島ゆきさんを招いたコンサート。

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聞いてくださるのは世屋の里の皆さん。

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かってしおぎり荘で働いたおばあちゃん、

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世屋の里を守るお婆ちゃん。

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日本の調べを弾く福島さんの指は、お婆ちゃんたちの体と心に流れるメロディーをつむぎ出し、織り、染めるようでした。

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温かいピアノコンサートでした。

ちなみに、この「日本の調べ」は、世屋高原休憩所でもCDで聴いていただくことができます。

金さんのそばでYさん。金さんの読んどんなる本、欠けとろうがな、それはわしのつれの所作だ、もうあれもおらんようになったでいうてもええだろう!ここにもたれて鉄棒持って地面をつついていたら先があたったんだ。わしは、中学校分校の昭和29年卒業生、その頃のことだ、

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、、、、金さん、、、そうだった(^.^)
もう一つ、彫られた方は地の石屋さんだということ。ということは、石も地元に産した石、世屋高原には、化石とともに今の高さまで隆起する以前に崩落し埋まった花崗岩がたくさん出てきます。その中で石屋の目で吟味して質のいい石が選ばれたのでしょう。

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石屋さんは前田さん。その娘さんが上世屋で産婆さんをされていました。二つ目、寄贈は小川仙次郎さん、勝巳さんのお父さん、忠義君のおじいさん。

いま、ここをベルレーヌさんが歩いていかれましたよ。

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「え、ベルレーヌさんが! 詩集にサインしてもらってこよう、ベルレーヌさーん」

、、、、、、、

ベルネールさんは、詩集のこの詩にサインをして、にっこり笑って握手してくださいました。

落葉      (上田敏 訳)

秋の日の  ヴィオロンの  ためいきの  身にしみて  ひたぶるに うら悲し

鐘の音に   胸ふさぎ  色かへて  涙ぐむ  過ぎし日の おもひでや

げにわれは  うらぶれて  ここかしこ  さだめなく  とび散らふ 落葉かな

、、、、こんな場面を想像しましたよ(^.^)

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尾根の木々は葉を落とし、風の歌を歌うばかり。

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ススキ野の向こうで冬が出番を待っています。

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世屋高原が冬の眠りにつくのも間近です。

初冬の林の縁でノササゲの濃紫色のマメ、

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これは目立ちます。さて、ノササゲの種。莢をねじってはじき飛ばす、自力散布という説があります。フジの実はそうです。春の林でははじける音がします。しかし、いかにも食べてくれ、美味いぞーという色。また、鞘がはじけたら落ちるものだろうに落ちないでくっついている。喰ってくれるまでくっついてるぞー!この風情をみたら、自力散布とはおもえない、鳥散布型ではないかと思えます。どうなんでしょうか

でも、、どんな味なのか、どんな仕組みなのか,堅いのか柔らかいのか、囓るのをうっかり忘れました。

 

平成16年まで丹後開催であった関西学生駅伝 9年振りに琵琶湖西岸コースから戻ってきた。

 

日時等概略 次のとおり。

開催日    11月24日(日)

スタート    京丹後市久美浜町浜公園 午前8時 号砲

コース     浜公園―塩江―砂方―間人後ヶ浜―矢田橋―水戸谷―板列神社前―元伊勢籠神社前―天橋立松並木―宮津市役所

ゴール地点  宮津市役所前   ゴール予想時間  正午 前後

 

天橋立大天橋(ブリッジ)・天橋立海水浴場付近  通過予想  11:50前後

丹後へ帰ってきたランナーたちを  応援しましょう!

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干し柿が、順調にほしあがっています。

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もともと渋柿は甘柿より甘い、果物の甘みをみる糖度計で測ると20度異常の糖度があるのだそうです。

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さて、、渋みの原因のタンニンは水に溶けるので舌は渋いと感知してしまう、それが甘いのに渋いという不思議の理由です。水に溶けない形にすれば舌は苦いと感じなくなる、という発想は、苦い薬をオブラートで包んで呑むのと似ているのかもしれません。柿そのものの水分がなくなると、水に溶けていたタンニンが固まって舌が感じなくなるということです。

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(↑ 20日 峰山町菅)
ちなみにトチの、茹でてさらして灰汁焚きするという渋抜きの方法は、干し柿の逆。タンニンが水に溶けるなら流してしまおうという発想。

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(↑ 18日 上世屋)

また、かきの語源は、「あかき」実、「かたき」実、つやつやしく「かがやく」実といったところだろうとされています。学名で「神様の食べ物」を意味するDiospyros と名付けられているように、神様への供物の一つでした。

峰山の和菓子屋さんの店先に見事な菊。

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ところで菊を「キク」と読む、この読みは訓読みですか、音読みですか、と問われればどうですか。えーっと確かめましたよ、音読み。

物と漢字がいっしょにはいって来たのだそうです。

万葉集には「菊」は歌われません、歌に取り上げられるようになったのは、平安時代古今集あたりから。

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「心あてに 折らばやをらむ 初霜の おき惑わせる 白菊の花 (凡河内躬恒 – 小倉百人一首 )」

 

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