宮津エコツアー · 砂は山から海へ旅する。 植物は自然から文化へ旅する。 そして、その二つの旅の先に天橋立がある。この連鎖にシカ警報!!!   天の橋立を世界遺産に 93

砂は山から海へ旅する。 植物は自然から文化へ旅する。 そして、その二つの旅の先に天橋立がある。この連鎖にシカ警報!!!   天の橋立を世界遺産に 93

砂は山から海へ旅する。植物は自然から文化へ旅する。そして、その二つの旅の先に天橋立がある。

……これは、かなり「天橋立学」らしいところまで来ましたね。(^.^)そして、だからこそ今の88頭という記録と、海星公園の3頭、チマキザサの食害は、単なる被害報告ではなく、この連鎖を守るための最初の警報として位置づけられると思います。、、と、ChatGPT!

以下のやりとりの到達点です。
【閑話休題、、、、海星公園内でもシカの食害が広がり、糞も多数。さて今日も三頭目撃しました、それだけをもとに、公園内を主に棲息地としているシカの頭数の推定値を求めることは可能ですか!!??】
毎日フォーラム・ファイル:食害対策 ICTでシカ予測システム | 毎日新聞

はい、推定そのものは可能です。ただし、「今日3頭見た」という一点だけから、いきなり「公園内に○頭いる」とするのは、統計的にはかなり危険です。

むしろ今回の3頭は、推定調査を始めるための非常に良い第一データだと思います。

環境省も、シカの個体数推定には区画法、糞粒・糞塊法、カメラ、ラインセンサスなど複数の方法があり、単純な目視だけでは観測誤差が大きいとしています。

今日の「3頭」から何が言えるか

例えば、

海と星の見える丘公園を歩いて、一定時間・一定ルートで3頭を確認した

のであれば、これは**「その調査条件下での目撃率」**になります。

ところが、

  • 公園面積は何haか
  • 何時間歩いたか
  • 何km歩いたか
  • 何時ごろか
  • どこで見たか
  • 同じ個体を重複して数えていないか
  • 見通しの悪い林内には何頭いたか
  • シカが人間を警戒して隠れていなかったか

で、3頭の意味が全く変わります。

環境省の資料でも、区画法は「調査範囲内で規定時間に発見された個体数」を使いますが、観測誤差が大きいとされています。


でも、ここからが面白いです

もし安田さんが海星公園を主な生息場所としているシカの数を知りたいのであれば、私はかなり簡単な「市民参加型モニタリング」を組めると思います。

例えば「海星シカ・カウント」

毎回同じルートを、

朝・夕など同じ時間帯に、同じ程度の速度で歩く。

そして、

日付/時刻/天候/歩いた距離/目撃頭数/場所/雌雄・幼獣/糞/食痕

を記録する。

すると、

3頭見た

という単発情報が、

「1 km歩くと平均○頭を見る」

というデータになります。

さらに数週間~数か月続けると、

「海星公園では、このルート・この時間帯に平均○頭が観察される」

という生息密度の指標ができます。

環境省も、設定したルートを踏査して個体や痕跡を確認するラインセンサスを、生息密度の指標として利用できるとしています。


そして「糞」が非常に重要です。

今日、

3頭+大量の糞+食害

だったとのこと。

これは、実は「3頭」という直接観察よりも重要な情報になる可能性があります。

シカは当然、調査者がいるときに必ず姿を見せてくれるわけではありません。

そこで、

目撃個体



食痕

足跡

自動撮影カメラ

を組み合わせる。

実際、環境省の資料でも糞粒法・糞塊法などの間接的な指標が生息密度把握に使われています。


そして、私は「頭数」だけでなく、もう一つの数字を取った方がいいと思います。

「何頭いるか」+「どれだけ森を食べているか」

です。

たとえば、

シカ目撃密度

  • 頭/km
  • 頭/時間

と、

食害密度

  • 100mあたりの食痕数
  • ある一定面積内の糞粒数
  • 下層植生の被食率

を同時に追う。

そうすると、

「シカが増えた」

だけではなく、

「シカの利用圧がこの場所でこれだけ強くなった」

と言えるようになります。

これは「自然共生サイト」のモニタリングとしても、ずっと意味が出てきます。


そして、今日の**「3頭」**は、ぜひ記録しておいてください。

2026年9月13日
海と星の見える丘公園
シカ3頭確認
糞多数
食害拡大

これが後から見れば、立派な**初期値(ベースライン)**になるかもしれません。

もしよければ次に、「海と星の見える丘公園の面積」と「今日3頭を見た場所・時間」を前提にして、かなり粗くてもよいので、「公園内に何頭くらいいそうか」を数理的に試算する方法を一緒に組んでみましょう。
その場合、今日の目撃場所を簡単な地図や写真で示してもらえると、かなり面白い推定ができます。

パンフレット掲載環境省発行 身近な自然も対象に『自然共生サイト』 | 田島山業株式会社

【この公園も自然共生サイト認定公園です、公園植生、生態系が壊滅しかねません、、必要なのはシカ柵の補充しかありません、相当の資金と労力を要します、必要なのはたしかなデータなんです、、ありがとう】

はい。そこは私も、かなり重要なポイントだと思います。

「シカがいるらしい」ではなく、「自然共生サイトとして、このままでは生態系への影響が看過できない」ということを、第三者にも納得できるデータにする。
そのための調査ですね。

そして、今日の「3頭」は小さな数字に見えて、実はベースライン調査の第1回目になり得ます。

特に大事なのは、頭数推定だけにしないことです。

  • シカの個体数・目撃密度
  • 糞の分布
  • 食痕の分布と程度
  • 下層植生の被食率
  • シカ柵の破損・不足箇所
  • 柵内と柵外の植生の差

これを同じ場所・同じ方法で継続すれば、

「シカが増えた」ではなく、
「シカの利用圧によって、公園の生態系がこの速度で変化している」

という、ずっと強い資料になります。

そして行政や管理者に柵の補充を求める場合も、

「3頭見ました。柵が必要です」

より、

「○kmの調査で○頭を確認し、○地点で食痕、○地点で糞塊、○%の下層植生に被食痕を確認。さらに柵の破損・未設置区では植生の回復が認められない」

という形のほうが、予算を動かす根拠になります。

何より、自然共生サイトだからこそ「守るべき生態系の状態」を数字で残しておく意味があります。

もし今後、実際に調査票を作るなら、私はかなりシンプルなものにします。
「誰がやっても同じ結果になる」ことを最優先にして、現場で5~10分で記録できる様式にするのがよいと思います。

そして数か月分たまったら、そこから公園内の推定頭数+生態系への影響評価まで持っていけます。

これは、単なる「シカ対策」ではなく、自然共生サイトの保全状態を自分たちで実証するモニタリングになります。
そこまでいけば、かなり強い資料になりますよ。

 宮津エコツアー · 丹後縦貫林道、森本インターから、成相線、上世屋経由丹後海と星の見える丘公園まで
 【なるほど、、「○kmの調査で○頭を確認し、○地点で食痕、○地点で糞塊、○%の下層植生に被食痕を確認。さらに柵の破損・未設置区では植生の回復が認められない」 、、ありがとう、、そうかあとおもったことです、先ほどの丹後縦貫林道成相線で、上世屋から五十河へ、のあいだ、 ,,早押しでした、,7月30日の夕方でした、この間、合計88頭をカウントしました、下層植生全滅、その跡にはボロギクです、ため息ため息、、対策が遅れれば早晩海星公園に被害は広がるのです、 さてこの砂の供給限の森の危機と天橋立とのかんけいを、これの考え方説明のしかたなど、、ここを考えていただけますか、】

ああ、これは話が変わってきます。
7月30日の夕方、上世屋~五十河の成相線で88頭。しかも「下層植生がほぼ消失し、その跡にボロギクが入っている」という観察。

これは、単なる「シカが多い」という話ではなく、天橋立を支える流域生態系の危機として組み立てられる可能性があります。

そして私は、ここでは少し慎重に、しかし強く語るのがよいと思います。


「天橋立の砂を守るなら、山を見なければならない」

これが核心ではないでしょうか。

天橋立を見て、

「砂が減っている。だから砂を補給しよう」

だけでは、対症療法です。

一方で、

「その砂を生み出し、運ぶ水系の上流では、いま何が起きているのか?」

と問い直す。

そこに成相線があります。

上世屋・世屋高原

森林・土壌

世屋川

日置

宮津湾

沿岸流

天橋立

この「砂の旅」の最上流側にある森です。


そして、シカ問題を「森林被害」だけで終わらせない

ここが非常に重要です。

シカによる下層植生の消失は、

シカ → 草が食べられる

だけの話ではありません。

森林の下層植生が失われれば、

植物

落葉・根系

土壌の保持

雨水の浸透・流出

斜面の侵食

土砂の移動

河川

という、水と土のシステムにも影響してきます。

ただしここは、「シカによる植生消失が、そのまま天橋立の砂供給量を減らす」と断定してはいけません。

砂の供給量は地質、降雨、斜面崩壊、河川工事、砂防施設、ダム、河口・沿岸の構造物など、多くの要因で決まります。

だからこそ、世界遺産的な説明なら、

「シカの食害が天橋立の砂を直接減らしている」

ではなく、

「天橋立を生み出す山―川―海の物質循環を支える森林生態系に、大きな変化が生じている」

と表現するのが科学的にも強いと思います。


そして「88頭」が効いてきます

今回の88頭は、個体数推定値ではありません。

ここは絶対に区別しましょう。

しかし、

「7月30日夕方、成相線の上世屋~五十河区間を一定のルートとして走行・観察したところ、88頭を確認した」

という記録は、非常に価値があります。

これを今後、

同じ区間
同じ季節
同じ時間帯
同じ方法

で繰り返せば、

「88頭」という一回の数字が、

シカ目撃密度の時系列データ

になっていきます。

さらに、

  • 下層植生
  • ボロギクの侵入
  • 糞塊
  • 食痕
  • 樹皮剥ぎ
  • シカ柵の状況

を同時に記録する。

そうすると、

「シカが多い」

から、

「シカの利用圧と森林植生の変化が、これだけ確認されている」

へ進められます。


そして、ここで「自然共生サイト」が効いてくる

私はここが、とても大事だと思います。

海星公園だけを守るのではなく、

海星公園を含む流域全体を一つの生態系として考える。

さらに、

天橋立を「砂州」という一点ではなく、山から海までの生態系・地形システムとして捉える。

そうすれば、

成相線の88頭

海星公園の3頭

は、別々の話ではなくなります。

もちろん、両者の因果関係はまだ証明されていません。

でも、

「上流域で顕著なシカ利用圧が確認されている。下流側の自然共生サイトでも食害が進行している。この二つを同じ流域・生態系のモニタリングとして継続的に把握する必要がある」

という問題提起はできます。


私なら、世界遺産目線ではこういう図にします

「天橋立を守るために、天橋立から山へ遡る」

             上世屋・世屋高原
                    │
             【砂の供給限】
                    │
          森林・土壌・シカ
                    │
                    ↓
                世屋川
                    │
                    ↓
                  日置
                    │
                    ↓
                宮津湾
                    │
             沿岸漂砂・海流
                    ↓
              ★ 天橋立 ★

そして別系統として、

       五十河・男山川流域
                │
          森林・水・里山
                │
                ↓
             阿蘇海
                │
                ↓
          ★ 天橋立 ★

この二つを成相線が高いところから横断して見せる

つまり成相線そのものが、

「天橋立を生み出す山―川―海システムを観察する回廊」

になってきます。


そして、私は「砂の供給限」という言葉を大切にしたい

安田さんの言う、

「砂の供給限の森」

これ、かなり強い言葉です。

ただし正式な科学用語としてではなく、この地域を説明するための概念語として使う。

例えば、

天橋立の砂の旅は、天橋立から始まるのではない。
そのはるか上流、世屋高原の森から始まっている。
だから天橋立の未来を考えるとき、私たちは砂州だけを見るのではなく、その砂を生み出す大地と森まで遡らなければならない。

これは、かなり世界遺産的な問いになっています。

そしてさらに一歩。

「天橋立を守る」とは、砂州だけを守ることなのか。
それとも、砂州を生み出してきた山・森・川・海のつながりそのものを守ることなのか。

私は後者こそ、安田さんがこれまで探してこられた**「なぜ天橋立は人類にとって大切なのか」への答えの一部**になり得ると思います。

なお、もし7月30日の88頭の記録に写真・走行ルート・おおよその区間距離などが残っていれば、その記録を「行政に提出できる観測データ」の形に整えることもできます。写真があれば、ボロギクへの置き換わりや食害の状態も一緒に整理できます。

 チマキづくり。郷土料理は「生活圏で手に入るもの」。|YOBISHI
【林道の88頭と海星公園の3頭には、強い相関関係がある、と想定して対応を促すのがいいのかもしれませんね、、特にササ、これは、チマキザサ、祇園祭に使う物なのです、京都で今、チマキザサがうつくしい状態であるのは、エコツアーガイド、自然観察指導員のわたしの見る範囲では、海星公園内のみ、それがいまシカに狙われているのですよ、、】

はい……そこはかなり重要な一手だと思います。

ただ、行政などに働きかけるときは、私は「強い相関関係がある」と断定するより、

「上流の成相線で極めて高いシカ利用圧が確認され、下流の自然共生サイト・海と星の見える丘公園でも食害が確認されている。両地点には生態的な連続性があるため、両者を一体的に捉えた緊急モニタリングと予防的対策が必要である」

とするのが、むしろ強いと思います。

「相関」を証明するには時系列データが必要ですが、対策を待つ理由にはしない
これは大事です。


そして「チマキザサ」の話が入ると、価値が全然違ってきます

ここは私は非常に大切に扱いたいです。

海星公園のササは、単なる「公園の下草」ではない。

チマキザサ → 京都の祇園祭の粽 → 京都の祭礼文化

という、人間文化につながる植物です。

つまり、

シカによるササの食害

は、

「緑が減っている」

だけではなく、

「京都の祭礼文化を支えてきた植物資源の生息地が失われる可能性」

というところまで話を広げられる。

もちろん「海星公園のチマキザサが祇園祭の粽に直接供給されている」といった話とは区別する必要があります。

でも、チマキザサという植物が京都文化の中で持つ意味を考えれば、保全価値を説明する強力な材料になります。


そして、安田さんの観察はかなり貴重です

「自分がエコツアーガイド、自然観察指導員として見てきた範囲では、京都でチマキザサが美しい状態で残っているのは海星公園内が際立っている」

これは科学的な希少性の証明とは別ですが、非常に重要な「現場からの仮説」です。

だから次にやるべきなのは、

「海星公園のチマキザサは、本当に京都府内でも特筆すべき状態なのか?」

を調べること。

もしそれが確認できれば、話は一気に強くなります。

そして、仮に、

現在の健全なチマキザサ群落

シカの食害が進行

下層植生が失われる

群落が衰退する

という変化を写真・定点調査で記録できれば、

「失われてから守る」のではなく、「まだ守れる状態にあるから今守る」

という、とても説得力のある保全論になります。

宮津エコツアー · 連休には海の京都展望ラインtango縦貫スーパー林道!


私なら、行政への説明をこう組み立てます

① まず「88頭」

7月30日夕方、丹後縦貫林道成相線・上世屋~五十河間において88頭のニホンジカを確認した。

② 次に「森」

同区間では下層植生の著しい衰退が観察され、食害後にボロギク等が侵入している。

③ そして「下流」

同じ山域と水系につながる海と星の見える丘公園でも、シカ3頭を確認し、多数の糞と食害が確認されている。

④ ここで「予防」

上流域における高いシカ利用圧が下流の自然共生サイトへ拡大している可能性を考慮し、因果関係が明らかになるまで対策を遅らせるのではなく、予防的なシカ柵整備とモニタリングを実施する必要がある。

⑤ 最後に「守るもの」

そして、

特に海と星の見える丘公園には、良好な状態で残るチマキザサ群落があり、京都の自然と文化をつなぐ植物資源として、その保全には特別な意味がある。

とする。


これ、かなり強いですよ。

なぜなら、

88頭 → 森林生態系の変化 → 3頭 → 海星公園 → チマキザサ → 京都文化

と、一本の線になるからです。

そしてさらに面白いのは、ここでも私たちがずっと話してきた**「山と海のつながり」**が出てくること。

天橋立については、

山 → 川 → 海 → 砂 → 天橋立

だった。

シカについては、

山 → 森 → シカ → 下流域 → 海星公園 → チマキザサ

となる。

つまり成相線は、「天橋立を生み出す自然のつながり」を見る道であると同時に、「その自然が今どう変化しているか」を発見する道にもなる。

これは「世界遺産目線」と「自然共生サイト」の目線が、初めて本当に一つにつながるところかもしれません。

そして、もし海星公園のチマキザサの状態を写真で残されているなら、定点比較の基準写真としてかなり役立ちます。今の状態を「証拠」として残しておく価値があります。

 ヒオウギの育て方 栽培に適した日当たりや必要な肥料などを紹介します | となりのカインズさん
【ありがとう、、チマキザサ、、これは京都の自然と文化をつなぐ植物資源 という視点ですね、これはいいアドバイスです、公園から眼下に見る日置ではヒオウギが生産出荷されています、また、上世屋の湿地に生育するショウブにも需要があるのです、つまり、世屋川流域は、京都の自然と文化をつなぐ植物資源の宝庫なのだと気づきましたよ、その先にある天橋立は、日本文化を代表する景観です、この四者のどれがかけてもいけません、この価値と危機感を共有するところから、ことは動きそうですね(^.^)】

はい……これは、かなり大きな発見だと思います。(^.^)

今おっしゃった四者を並べると、実は一本の**「京都の自然と文化の連鎖」**が見えてきます。

世屋高原の森・湿地
 ↓
植物資源(ショウブ)
 ↓
世屋川流域・日置
 ↓
植物資源(ヒオウギ)
 ↓
海と星の見える丘公園のチマキザサ
 ↓
阿蘇海・宮津湾
 ↓
天橋立

そして、このすべてをつないでいるのが、水と人の営みなんですよね。


「四者のどれが欠けてもいけない」

この言葉、私はそのまま大切にしたいです。

ただ、「四者」を少し整理すると、さらに強くなります。

① 山・森・湿地 ― 生産する自然
ショウブなどが生育する。

② 世屋川流域 ― 運ぶ水と人の暮らし
水が山と里と海をつなぐ。

③ 植物文化 ― 自然を文化へ変える人間
ショウブ、ヒオウギ、チマキザサなどが、祭礼・生活・文化と結びつく。

④ 天橋立 ― 自然と文化が到達する景観
大地の営みと人間の意味づけが重なった、日本を代表する景観。

そうすると、

山が植物を育て、
水が山と海をつなぎ、
人が植物を文化に変え、
その先に天橋立という景観がある。

という構造になります。

これは非常に美しいです。

シカ 画像, 鹿 画像 イラスト 無料 – DMLBH


そして「シカ問題」の意味も変わります

これまでなら、

「シカが増えたから柵を設置しよう」

だった。

でも今の発見からすると、

「シカによる食害は、単に森林を荒らしているのではない。京都の自然と文化をつないでいる生態系の連鎖そのものを断ち切る可能性がある。」

となります。

チマキザサが失われる。

ヒオウギやショウブの生育環境も含め、流域の植物資源の多様性が損なわれる。

人間の利用・生業・祭礼文化とのつながりが弱くなる。

そして、その先にある天橋立を支える山―川―海の自然システムも変化する。

もちろん、ここは一つ一つ科学的な因果関係を検証する必要があります。

でも、「守るべき全体像」を提示する仮説としては、とても強いと思います。


そして、ここに「自然共生サイト」の意味が生まれます

自然共生サイトを、

「希少な自然を残す場所」

だけとして扱うのではなく、

「自然が文化を生み、文化がまた自然を守ってきた関係を、未来へ引き継ぐ場所」

と捉える。

そうすると、海と星の見える丘公園のチマキザサは単なる植物ではなくなります。

日置のヒオウギも、上世屋のショウブも同じです。

自然資源 → 人間の利用 → 文化 → 価値の認識 → 保全

という循環がある。

これはまさに「自然共生」の中身ですよね。


そして最後に天橋立がある。

ここがすごく重要です。

天橋立だけを守るのではない。
天橋立に至るまでの自然と文化の連鎖を守る。

そのためには、

「天橋立を守ることは、天橋立だけを守ることではない。」

という認識を共有する。

私は、この一文が今回の発見の核心だと思います。

さらに言えば、

「天橋立は、山と海の間にある景観ではない。
山の自然、川の水、人の営み、植物の文化、そのすべての先に現れた景観である。」

となる。

そうすると、これまで話してきた**「砂の旅」と、今回の「植物文化の旅」**が一本になります。

砂は山から海へ旅する。
植物は自然から文化へ旅する。
そして、その二つの旅の先に天橋立がある。

……これは、かなり「天橋立学」らしいところまで来ましたね。(^.^)

そして、だからこそ今の88頭という記録と、海星公園の3頭、チマキザサの食害は、単なる被害報告ではなく、この連鎖を守るための最初の警報として位置づけられると思います。

このページのトップへ