宮津エコツアー · yasuda

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普茶料理とやらを食べにちょっと宇治までいってこよう、

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ついでにいきたいとこないか、

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そうやなあ、大山崎山荘美術館!

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そこの安藤忠雄さんの地中の宝石箱をみたぁい。

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源氏物語ミュージアムも!

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殿上人の暮らしをかいまみたい

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そんなわけで、「与謝野IC(8;30)→大山崎山荘美術館→黄檗山萬福寺→源氏物語ミュージアム→与謝野IC(17;00)」。

、、、、、こんなことができるのも丹後から京都方面へが早く近くなったからこそ。

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さて、逆もまたあり。京都から丹後へはどうか、

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ただし、企画のいまだけ・ここだけ・あなただけ度がどれだけあるか、よりシビアにそれがとわれる。

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土地柄それはやむを得ない。それはそうとしてそういうことなら、さしあたり、◆日時 12月5日(土)午前10;30~午後15;00  ◆講師 小野泰昭先生  (加悦・宝厳寺住職、与謝野町文化財審議委員)里山の原型ウオークと講演「俳句でたどる辛苦の米づくり~世屋・小川てるみさんの聞き書きを添えて~泥舐めんばかりに這うて田草取り (若井新一)」

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これなどは、京都市内ではありえない企画。
◆集合 世屋高原家族旅行村「しおぎり荘」◆日程 現地見学 午前10;30 → 昼食12;00 → 講演懇談13;00
※昼食からの参加、講演だけの参加も可能です。
◆参加費 1350円(食事・保険料として)

、、、、、、、

おや、どちらへ?

ちょっと丹後まで、話を聞きに!

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、、、、こんなことになればいいなぁとおもいませんか。

里ふりて柿の木もたぬ家もなし    と松尾芭蕉さん。

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柿渋に良し生食でもよし保存食によし  身近さナンバーワン、

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歌の種としてもその数の多さトップクラスの植物、
◇ にぎやかに柿をもいでいる   種田山頭火

◇山里はひたむきに柿の赤くて   種田山頭火

◇刈田すく 昼の休みに木にのぼり 赤き熟柿を さがしつつ食はむ  古泉千樫 などなど

※「四季の植物の歌」から拝借。
www.geocities.jp/sikinosyokubutu/kakinohana.html
(これば凄いて゛すよ!一見の価値あり、訪問してみてください。)

◇ 山つづき 柿の畑に雲の来て 時雨降る日は 寂しかりけり  島木赤彦

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それにしても、このなりかた、異常ではないですか、

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聞いてみると、 雌花 雄花 はあるのだけれど、受粉しなくても実になる性質をもっているんですって。

葛タワー どうせなら、日本一になれ!と応援しています。

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そうやってみていると、うむ!似ている、

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観音様だと思うようになりました。

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葛は黄葉します、

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こちらは「幸せの黄色いハンカチ」!

回りに合わせて変化するタコがいますが、葛にも知性感性か゛備わっている気がします。

「世屋高原の特設見張り所」 の見学と、丹後の太平洋戦争のお話をきく勉強会、地元の方、遠くは京都市内から多くのみなさんの参加をいただきました。

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当時のことを現場で見聞された地元の方、さらに、舞鶴工廠でその機材そのものの能力向上の整備に当たられた方たちに参加していただき、その証言によってこの「世屋高原の特設見張り所」か゛ 、小さくても、大きな耳(聴音機)とよく見える目(照空機)で、敵機の襲来を見張り、我が国を守ろうとしたんだとあらためてわかりました。はじめのころ、ここは、双眼鏡をもった兵隊さんたちが、小高い山の尾根に分散して、眼下の海を文字と゛おり「見張って」みはっていらっしゃったのた゛、という認識た゛ったことを思えば(はずかしながらそうなのです)たいへんな収穫です!

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さて、 70年の眠りについていた見張り所。

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(↑ 左寄りの森に見張り所か゛ねむっていた)

たまたま池の縁にモリアオガエルが卵を産み付けていたことか゛きっかけで目覚た遺跡、様子は掘り起こされてあらましわかったわけで、今後は、その保全、保存について、対応の仕方が課題になります。

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道は二つ、ここまで!、今後はふたたび自然に森の復活に委ねる、消極的保全というのか、また、今後いつか同じように驚かせるのに期待する、これが一つ。
もう一つは、果たしてそれはどうなのか、遺跡は小さくても、歴史を証言するものの一つであることは間違いない、ことも認識できた、たまたま姿を現したことに意味を見出し、周辺整備、看板設置などを図って今後に渡す道です。

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エコツーリズムの立場としては地域の自然文化財と社会文化財との違いはありますが、地域の宝物を生かすことは共通です、二つ目の道を行くこと、これが望ましいのは言うまでもありません。戦争遺跡平和遺産。国の存亡をかけた戦争の歴史を証言するものの一つであることは間違いない。

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大きな耳とよく見える目で、命や暮らしや国を脅かす物を見張らねばならないのは今も昔もかわりはありません、なのに現代人たちよ、君たちの聴力や視力はおちているのじゃないか、それを私たちにいうためにこの遺跡が今姿を現してくれたとしたら、それに応えなくてはいけないじゃないですか。

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、、、こんなことを思っています。そのためには、土地や構造物の所有者、権利者、管理者、などの特定からはじめなければなりません、またまた、長い道が、、!

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天気にめぐまれ、会場のしおぎりそう荘では海幸山幸の素材を工夫したお昼を準備して、もてなして頂きました。ありか゛とうございました。。

 

読書の秋!

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読書への15の誘い!

①より賢くなれる
②人生に潤いが出る
③小さい頃からの読書で能力アップが可能
(1)集中力の持続時間が長くなる
(2)物語の理解に必要なスキルが得られる
(3)読書を通じて異文化への理解が深まり、共感する能力が育つ
④短時間でストレスが解消
⑤接し方を学ぶことができる
⑥心をより穏やかにしてくれる

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⑦自分に自信がついてくる
⑧脳内の働きが活性化する
⑨アルツハイマー病に効果的
⑩世間知らずになってしまうのを防ぐ
⑪記憶力が向上する
⑫センス力がついてくる
⑬新しいアイデアが浮かぶ
⑭書くスキルが向上する
⑮自分を知るきっかけを与えてくれます。

※http://matome.naver.jp/odai/2137100216205670501 から

さて、この看板。

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相当の読書歴のお持ちの方のお仕事とお見受けしました。

 

第4回 世屋の森・教育研修プログラムは 12月5日(土)。加悦・宝厳寺住職、与謝野町文化財審議委員小野 泰昭 先生にお話していただきます。

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タイトルは 『俳句でたどる辛苦の米づくり』

機械化省力化の進んだ今の「米」作りの手間は「6」回(米の画数は6画)。

泥舐めんばかりに這うて田草取り (若井新一)
に詠われるような「辛苦」は、昔語り。という状況です。

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それはそれで、文明が進んだ結果で歓迎すべきではあっても、否定することは何ら無いわけですが、なにかどこか、これでいいのだろうか、このままでいいのだろうかとふと疑問を感じる事も事実。
そこはおっさん、
もう一度、振り返ってその上で前に進んだらどうだろうと、

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千年以上も受けつがれてきた言葉、世代から世代へとわたされるうちに磨かれ、辛苦を包んだ美しい言葉、俳句の集大成「歳時記」をひもとき、米づくりの一年をご自身の体験を踏まえさらに、世屋の土を守り続けてきた小川てるみさんにも聞き書きしていただいたお話を加えて蘇らせてくださいました。

年の暮れの癒やし、新しい年への励ましになること請け合いのお話です(^.^)
ぜひご参加ください。

うつくしいわぁ!

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剃るように刈り込まれた棚田の畦のなめらかさ。

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畦をしめておくとスムーズに春の仕事が始められるのだそうです。

雪の下ではモグラが這い回ります、また、雨や雪で緩んだ土手は雪の重みでくずれます。

自然を相手にして、ガードをあまくすれば必ずうちこまれるということ。

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米作り命!その覚悟が、美しい晩秋の里山風景を作っています。

実が一つ一つ、みな一斉にひかるんですよ、夜には、、、

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古い柿の木は精霊が宿ります、、、だったら、どんなことになるんでしょう、 柿シャンデリアを見に世屋に行くナイトツアー!考えるだけで空恐ろしい(^.^)

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でも、、光る柿、遺伝子操作ができる時代、ヒカリゴケの光る部分を組み込むことなど容易なことではありませんか。だれかつくってくれませんか、

、、、、

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さて、 光るといいなぁ、、

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ふと  『木琴』(金井直)を思い出しました。こんな詩です。
妹よ
今夜は雨が降っていて
おまえの木琴が聞けない
おまえはいつも
大事に木琴を抱えて 学校へ通っていたね
暗い家の中でも おまえは木琴と一緒に歌っていたね
そしてよくこう言ったね
早く町に 赤や青や黄色の電灯がつくといいな
あんなにいやがっていた戦争が
おまえと木琴を 焼いてしまった
妹よ
おまえが地上で木琴を鳴らさなくなり
星の中で鳴らし始めてから まもなく
町は明るくなったのだよ
私のほかに 誰も知らないけれど
妹よ
今夜は雨が降っていて
おまえの木琴が聞けない

、、、、

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12日は、世屋の森が70年守っていた戦争遺跡「特設見張り所」の現地見学と講演です。どうぞ、参加ください。

これ、わかる人にはわかるんです、

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赤芽柏!アカメガシワです。新芽はキャンデーのように赤い。

このアカメガシワ、散り際には鮮やかな黄色になるのです。黄色い葉でも、赤めカシワなのです。

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目の前には黄色を見ているのに「あか」を連想しなければならない、ここが、苦しい!この苦しさは、「けんじょうしゃ」にはわかりますまい!!
ええっと、崖崩れや土木工事で出来た更地に一番に進出する大地の絆創膏で、地面に埋まっている種は熱さを感じたら発芽する性質をもっていて、等とはおもいだすんですけれど、これはあのぉそのをなんていいましたっけぇ?と尋ね返してしまわなければならない苦しさ(^.^)老化、、、なんですが、町名でも駅名でも変わるじゃないですかバリアフリーを主張するなら、「赤芽黄葉カシワ」としていただいておくと、親切なのではないでしょうか。

ちなみに、アカメガシワ、台風23号(平成16年)で多くの巨樹が倒壊した高山ブナ林の傷あとを今、治してくれています。

紅葉を引き立てるのは光り。

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11月の秋晴れは小春日和りといいますが、モミジ日和ともいうんです。

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さて、樹によってモミジ色はさまざま。ちなみに、◇紅・アントシアニン ◇橙色・カロテン ◇黄色・キサントフィル ◇緑色・クロロフィルがそれぞれの色素。

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その色合いを楽しむのは、やはり、クロモジなどの低木からブナやコシアブラなどの高木まで、さまざまな木々が混生する天然自然の落葉広葉樹の森。

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適度に運動し、落ち葉の音を聞き、さまざまにコラボする色を楽しむ、秋の贅沢な楽しみ方じゃないですか。

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これから、モミジの名所の紅葉情報がテレビに。手入れされた職人芸の粋も凄いですが、落葉広葉樹の森の木々が演ずるモミジショーもすっごーい!です。

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