宮津エコツアー · ガイド会員向け情報

ガイド会員向け情報

ガイド会員同士の情報共有

3月20日大江山スキー場でガイドの安全に対する心得と応急処置を学ぶ講習会がありました。山岳ガイドの高崎洋一朗氏を講師に10名(世屋、橋立部会の方も)参加で救急用品、対処の仕方など大変有意義でした。

              高橋さんより説明を受ける。


救急用品1


救急用品2

次に実際に骨折した時の対処方法

              腕を骨折、副え木をして三角巾でつるす。

              肋骨の骨折、三箇所を三角巾で締める。


崖の下で足をくじいて動けない人を引き上げる。


皆で引き上げる。

そのほか倒れた人をストックとリュックでおんぶして運ぶ。
または、カッパを使ってリュックで運ぶなど身近な登山用品で楽に背負えることを学びました。

 

天橋立でビーチコーミングしてきました。3人でゴミはゴミ袋へ、みつけた宝物?はナイロンの宝袋へ拾い分けて1時間あまり、小天橋がすっかりきれいになりました。宝袋の中身は、貝殻、板きれ、木の棒、ビーチグラス(波に洗われて丸くなったガラスのかけら)などなど。冬の貝殻は強い波に洗われてきれいです。小天橋(しょうてんきょう)の浜にはナミマガシワが多く、たくさん拾いました。

ナミマガシワ(なみまがしわ科)は2枚貝。ほかのものに着生(ちゃくせい)するので形がいろいろ。2枚貝には左殻と右殻とあって、ナミマガシワは左殻が少 し大きい。穴が写っていますが、この穴から足糸を出して、さらに石灰質を分泌してくっつくところを築いて付着します。穴のある方が下ということです。

浜辺に散らばっているのはたいていが左殻です。内面が真珠光沢で艶々としてきれいなのでそれを生かして作りました。形の変化を利用し、色の組み合わせを工夫して少しいびつに作ると、花に動きがが出てきて楽しいものだから、たくさん作ってしまいました。みなさんも、薔薇づくりに挑戦してみませんか。

天橋立ガイド部会では、6月「ビーチコーミングしてビーチクラフトしょう」講座を開きます。申込、まってまーす。

出会いです!

このホームページを見られた方が、昨日宮津市役所にお越しになりました。

宮津市にお住まいで、退職後、蝶を追いかけて全国・世界を飛び回っておられる方です。美しい蝶の写真をたくさん見せていただき、これほどの種類が大江山や世屋で見られることに感動しました。

(上写真:「元気蝶」ブログより掲載 )

蝶は、種類によって蜜を吸う花や卵を産みつける植物が決まっていることが多いとか。そうした植物は人の手の入った里山などの環境に多く自生しているとのことです。「蝶がやってくる環境は、人と自然が共生してこそ守られる」とおっしゃっていました。

現在、ガイド部会では、ガイドエリアの草刈りやもともとあった植物を増やす活動などの環境整備に取り組んでいます。

たとえば、世屋では、カワラナデシコを里山の保全性を示す指標植物に位置づけて保全に努力していますし、上宮津では宮津街道石畳道の整備や、大江山植林活動に参加して広葉樹の豊かな森を取り戻す活動をしています。

こうした活動は、ガイドにとって、エリアの理解を深め地域に愛着を持つという目的があり、また地域の皆さんに生活エリアを見せていただくことへの感謝の気持ちとして自主的に行なっているものです。そして、さらには植物、そこに生きるたくさんの昆虫や動物を守ることにつながっています。

大江山や世屋にどれだけの蝶が生息しているのでしょうか。まずはガイド部会と交流の場を設定させていただきますね!!

◆「元気蝶」ブログ:エコツーリズム推進協議会事務局にいただいた画像がこちらで見られます。

デジブック『 季節のチョウが舞う 』(京都北部の蝶)
http://blogs.yahoo.co.jp/genpapi 

全国でもここだけ!木綿以前の織物技術「藤織りの世界」を体験してみませんか?

 丹後藤織り保存会は、京都府指定無形民俗文化財「丹後の藤織り」の保護団体として、丹後の山村・宮津市上世屋に残る藤織りの技術の継承と普及活動を続けておられます。 今回で28回目を数える息の長い取組みである藤織り講習会は、1年を通して上世屋の自然の移ろいと暮らしに触れながら、およそ10の工程を体験します。後継者の育成を目指していますが、織物経験がない方も大丈夫!ぜひ、藤織りの世界を体験してみませんか。

ところ 世屋高原家族旅行村しおぎり荘及び藤織り伝承交流館
日 程 (全て土日1泊2日)
 第1講座(5/19・20) 第2講座(6/16・17)  第3講座(7/14・15) 第4講座(9/8・9) 第5講座(10/6・7) 第6講座(11/3・4)  第7講座(12/1・2)
講 師 丹後藤織り保存会 会員
受講料 第1講座:27,000円(受講料7講座分・1泊3食代含む) 第2講座以降:1講座7,000円(1泊3食代相当)※料金は変動することがあります。また現地までの往復の交通費は各自でご負担ください。
応募条件 原則すべての講座に参加できる方で、講習会修了後、当保存会に入会する意志のある方
募集定員 20名(先着順。定員になり次第締切)
申込方法 所定の申込書に必要事項を記入し、返信用封筒(宛名を記入し90円切手を貼付)を同封して申し込みください。
申込・問合せ 〒626-0227宮津市字上世屋574-1丹後藤織り保存会「藤織り講習会」係 TEL27-15471

企画展「みせます丹後のお宝-丹後のくらしと柿渋-」開催のお知らせ

 ふるさと丹後ミュージアム(京都府立丹後郷土資料館)では、2月25日(土)から3月31日(土)の間、「みせます丹後のお宝-丹後のくらしと柿渋-」展が開催されています。柿渋は防水・防腐塗料として生活用具や漁網に使用されてきました。展示では丹後の暮らしで使われた柿渋製品を見ることができます。

会期:平成24年2月25日(土)~3月31日(土)

休館日:月曜日

開館時間:午前9時~午後4時30分

詳しくは丹後郷土資料館HP http://www.kyoto-be.ne.jp/tango-m/cms/

 「また違う顔を見に来ます。」~除雪応援隊について~
19日、里山案内舎発案!ネットワーク世屋のよびかけ、京都府の緊急助成支援で世屋の豪雪地域に対して、除雪応援隊が組織されました。市内周辺の方々に加えて、藤織り保存会、里山案内舎の方など。世屋・高山ガイド部会からは、Mさん、HさんとYが参加しました。様子は、今朝の京都新聞などに掲載されていますので、ごらんになって下さい。

  ▼ H24.2.20.付け 京都新聞丹後中丹版 

京都新聞丹後中丹版・雪かき応援隊

 今回の企画は、『雪がたいへんです、暮らしを押しつぶします。「どうか助けて下さい」』とネットなどに発信し訴えたところ、「こまってはるんやって、自分の力がちょっとでも役に立つかもしれない」と、受け止めて、人が集まって成立したものです。

屋根の雪を降ろします

 世の中どうなっているんだと思うこともたくさんあります。しかし、阪神淡路大震災から東北大津波、原発事故を経験し、今度は首都直下型か東南海大震災が避けられないという不安がある中、「日本は、助け合わないとどうにもならない、しかし、助け合えばどうにかなる!」いわゆる絆意識がしっかりと根付きだしたのかと思います。

屋根の雪を、持ち出します

 終了して、休憩しているときに、参加者の皆さんに井之本さんは藤織りの紹介をしました。Mさんは、べったら漬けのアピール。そして、「ガイドブック」と「エコツーパンフ・また来たい」の配布しながら、雪の下から現れる春を想像したらたのしみじゃないですか、見たいと思いませんかと話を向けたら、ぜひみたい、また来たいという反応。訪問ノートにも「◇上世屋の皆さん、ありがとうございました。また、来ます ◇と~っても素敵なところ!心の・・・(判読不能) ◇除雪作業たのしくできました。景色もとてもすばらしい。また遊びに来ます。ありがとうございました。◇初めてこんな大量の雪に囲まれました。たいへんさと楽しさ、世屋の魅力を感じました。また違う顔を見に来ます。◇初めてで何もかも新鮮でした。世屋も素敵ですね。また来ます」と記帳されていました。参加された方には、雪の中に暮らす人の気持ちを励ます社会的貢献をして頂きました。汗をかいてもらいましたが、そこに楽しみも見つけ出しておられたのです。
 一方、受け入れる地域の人も「抜け目なく」「たくましく」成長しています。集まった人に、手作りコンニャクやぜんざいが振る舞われ、べったら漬けが売られていました。
 雪は資源!人が集まるところ商機あり、 雪が人を集め、地元は人が集まることを商機とし、潤う仕掛けを作って待ち受け、ボランティアの人は、社会的貢献しながらそこに楽しみを見つけ出した!今回の企画には、そういう構図が見られました。こういう仕掛けって、「エコツーリズム」そのものではないですか。 勉強するところも大いにあった企画でした。
 今後、26日には、畑地区、27日にもう一度上世屋地区と二回、計画されています。いずれも、11時公民館到着、16時解散の予定です。~話は飛びます!~今日、その畑地区で雪崩れの合間に顔を覗かせている緑のものを見つけました。ふきのとうです。。植物は日照時間に反応して開花の準備をします。フキノトウは、雪の下でもわずかな明暗の変化を感じ、春の準備をしていたのです。さしもの雪も、日照時間の延びた光によって、どんどん水に姿を変え、紙漉の里の谷川をいわばしっていました。春は間近。春になればその地域でわたし達も活動させてもらうのです。そんなわたし達のわずかな合力が、春の仕事へ村の人が気持ちよく向かえる力になるのならありがたいかぎりです。
26日、27日の除雪応援に都合をつけて頂ける方は、ぜひご参加ください。
屋根を掘り出した応援隊の皆さん

平成23年8月25日に水田雑草といわれている「こなぎ」を酢みそ和えにして、ツアーのお客様に食べてみていただきました。

こなぎ

その時のアンケートがまとまりました。

初めて食べたが、意外に美味しい、かなりいけるとの評価です。ただ、食材に対して、酢みそ等が多かったようです。味付けはまだ工夫がいりますが、万葉の頃に食べられていた食材として、今後の活用が期待されます。来夏には、再度チャレンジです。

  <midorimushi>

こなぎアンケート結果

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