「おれ、なんて呼ばれているか知ってるかい?」
(!?、、、??)
「へんくもん」
(!!)
「おもしくないんだ、みんな東向いてんだよ、なんでだと聞くと、ヒマワリだからって、おれもヒマワリだけどよ西のほうはどうなってんだろうと、夕日ってどんなだろうって思って、まあ、そんなヒマワリもあっていいんじゃないか!」
(ゆーあーぐれぃと!ようこそいらっしぁーい、と背中向けて言われても、と感じてたんだが、君に会えてよかったよ!)
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
おいおいまちがうなよ、おれ、もともとここにいたんだぜ!
(わかってるわかってる!)
たのむで、ハクビシンとまちがえられて迷惑してるんだから!
さて、なにかと話題になり世間を騒がす外来種と在来生態系との関係です。
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京都府、京と地球の共生府民会議では、下記のとおり9月9日(土)に京丹後市で「外来生物セミナ~暮らし・生態系に影響を与える外来生物~」を開催します。近に生息している外来植物や、今話題のヒアリ、アライグマ等、人の暮らし・生態系に大きな影響を及ぼす外来生物について理解を深めていただく講演内容となっています。多くの皆様のご参加お待ちしております。
記
日時 平成29年9月9日(土)午後1時30分~午後4時
場所 京丹後市峰山総合福祉センター コミュニティホール
内容 ①「外来植物について」
講師:光田重幸氏(同志社大学非常勤講師)
②「京都府の外来生物対策について」
講師:京都府自然環境保全課職員
定員 200名(先着順・事前登録制)
参加費 無料
主催 京都府、京と地球の共生府民会議
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(久しぶりに光田先生だ、あんたも来るかい?)
そうだなあ、どうみてどう対応すべきなのか、大切なことは許容受容共生拒絶、いろいろ細かく考えていくことなんだろうから。証言してもいいぜ、、、、。
申込方法 所属、お名前、参加人数、住所、電話、FAX、E-mailをご記入の上、FAX・メール・郵送のいずれかでお申込みください。
申込締切 平成29年9月7日(木)必着
【ホームページ】
http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/fuminkaigi/jigyou/seminar.html
お問い合わせ・お申込み:
京都府環境部自然環境保全課(担当:須﨑)
〒602-8570京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話075-414-4706 FAX 075-414-4705
E-mail shizen-kankyo@pref.kyoto.lg.jp
(メール送信の際は、@(全角)を@(半角)に変えて下さい)
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(外来というまえに、在来種と人間との関係が問われるのでしょう、生活環境と生き物の話がお話しを聞かせていただけると期待しています。あなぐまも行くといってます、いらっしゃいませんか)
とうていラン 天空の里の 空のごと 世屋野蕪村
鳴き砂文化館から苗をわけてもらい、京都大学の里山研修メニューの一つとして、せや高原休憩所の花壇にうえていただいたものです。
せやの冬と雪にも対応して育って咲きました。

さて、とうていらん、楽天市場 おぎはら植物園 さんの商品紹介がすてきなので拝借します。
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■ 学名 : Veronica ornata
■ 別名 : 洞庭藍(トウテイラン) 秋咲きベロニカ ベロニカ オルナタ(オルナータ) など
■ ゴマノハグサ科(オオバコ科) 宿根草(耐寒性多年草)冬期半常緑~落葉種
■ 主な花期 : 夏~秋
■ 草 丈 : 50cm前後(生育後の高さで花丈も含む)
■ 耐寒性 : 強
■ 耐暑性 : 強
■ 日 照 : 日向~やや半日陰
■ 代表的な原産地 : 日本
澄んだ青色の花と銀色がかった葉がとても美しい 丈夫で育て易いトラノオの仲間だが自生地(近畿から山陰地方)では絶滅が心配されている
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自生地が海岸なので、耐暑性があるのは当然、一方耐寒性となると多少疑う向きもあるでしょう。しかし、せやの冬と雪にも対応して育って、その耐寒力も証明して、バタフライガーデンの重要な仲間として咲いてくれていることを、報告しておきます。
「よぉーくやってくれたぁ、あなた方の六十日に及ぶ奮闘に心からの尊敬と敬意と感謝をもうしあげたい!」 
(草むらに放置されているようにしかみえませんが、なにいってんですかぁ) このヒマワリを蒔いたのはこういう状態のところ、 
つまりイノシシがぼこぼこにしたところに、咲いてくれと蒔いたのです。
(じゃあ、イノシシが耕して人間が種を蒔いて花をさかせた、イノシシと人間の共演ってわけだ!) いえいえ 里は実りの秋、厳重な警戒をしています、「イノシシと人間の共演!」なんてとんでもない話です。 しかし、ヒマワリに限ってはどうも事情が違うようです。 
イノシシは廻りは掘ってもヒマワリは痛めてはいないのです。避けているようです、 なにかある!「リサーチ開始」調べてみるとこんな情報が。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■その1 (.) キク科:マリーゴールドおよびヒマワリ マリーゴールドを栽培するとネグサレセンチュウ防除に効果が高いことが知られている。また、マリーゴールドは、オンシツコナジラミ、ヤガ、ミナミキイロアザミウマなどの害虫を防ぐ効果もあるといわれている。アレロパシー物質としては、α-テルチエチルという殺センチュウ物質が含まれていることが報告されている。また、アレロパシー物質は同定されていないが、マリーゴールドの地上部をすき込むことによって雑草を抑制できるとの報告もある。 また、ヒマワリは緑肥作物であり、雑草の生育を妨げる作用のある作物である制圧作物でもある。特にポーランドではヒマワリのアレロパシーを大いに利用している。それゆえ、2つの面からのヒマワリの利用は効果が高いと考えられる。ヒマワリのアレロパシー候補物質としては、heliangineおよびchlorogenic acidなどのフェノール性物質が報告されている。 以上のように緑肥作物の多くは抑草や殺センチュウ作用を示すアレロパシー物質を含んでおり、そのようなもの作物は緑肥効果とアレロパシー効果の二面性を同時に利用することが可能である。 『 緑肥作物の利用 .(Adobe PDF) www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/…/ntuti28.pdf 』
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■その2 『樹の散歩道』.植物生存のための闘争 山野に見られる多様な植物は,実に穏やかな姿を見せているが,別の見方をすると,現在の植物の分布状態自体が,多くの植物の生存競争の結果を示しており,また現在も生存競争が続いていることを示している。 競争の手段も多様で,種子を播くにもいろいろな工夫があることが知られている。生長に際しても巻き付いたり,絞め殺したりと目で確認できる形態もある。さらに,なんと生物化学兵器を使用する植物があった。 「アレロパシー(Allelopathy)」という語がある。「他感作用」と訳されている。モーリッシュ Hans Molisch(1856‐1937)が1930年代に提唱した用語で,ある植物が生産する特殊な物質(アレロパシー物質)が同種あるいは異種の植物(広くは昆虫など動物も含む)に対して及ぼす作用のことをいう。 身近な具体例としては,セイタカアワダチソウが有名で,セイタカアワダチソウが周辺の植物を駆逐して旺盛な群落をつくるのは,ある種の阻害物質を出して周辺に生えている植物の生育を阻害しているためであるとされるものである。しかも,最後のオチがなかなかよくて,自分の出した物質で自家中毒に陥って,ついにはその勢いを失うといわれている。 まだ研究がそれほど進んでいないとされいるが,昔からの経験則としてもいろいろ知られている。これらにも,やがて科学的な裏付けがなされるものと思われる。以下にいろいろな資料から具体例を拾い出してみた。 なお,これらの現象を利用すべく,雑草を雑草で抑制する手法も研究されているという。なかなか興味深い話題である。 樹木の例 クルミ クルミの木の下では他の植物の育ちが悪い。葉中のユグロン。 タイサンボク タイサンボクの下では鉢植えがよく枯れるといわれる。 ヒマラヤスギ 木の下に雑草が生えにくいことが知られている。 ナギ 春日大社ではシカの支援もあって純林を形成している。ナギラクトン。 【注】シカはアセビやナギは食べない。 アカマツ アカマツの木の根元は下草が生育しにくい。 シンジュ 後から発生する草の生育を抑制。 Potent post-emergence herbicidal activity ユーカリ類 葉の出す物質が他の植物の生育を抑制。 クレオソートブッシュ Creosote bush(Larrea tridentata) 米国産。 ハマビシ科の常緑低木。雑草を排除。 草本の例 セイタカアワダチソウ ポリアセチレン化合物が他の植物の生育を抑制。 ヒガンバナ ネズミ,モグラ,害虫除けによる畦畔の管理。 ヒマワリ 他の植物の生育が抑制され,これ自体が緑肥となる。 オオムギ グラミンが雑草を抑制。 コモチマンネングサ ベンケイソウ科。葉の付け根にむかごをつくり、それが落ちて根付き越冬して芽を出して増えるが,親株の近くでは生長しにくい。 ハッショウマメ イネ科以外の雑草の生育を抑制。 マリーゴールド アルファテルチエニルがネグサレセンチュウの生育を阻害。 ソバ 雑草抑制。 ヘアリーベッチ マメ科の緑肥作物。雑草の抑制ができるという。 ※www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_allelopathy.html ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これらの情報をもとに考えられるのは、ヒマワリのだすアレロパシー物質にイノシシが反応し、イノシシが嫌がっている可能性があるということです。 
ということなら、優秀な里山景観作物になるじゃあありませんか。ことしは急な小さな棚田跡4枚に試してみましたが来年はさらに広げられるとおもしろくなりそうです。いっしょにやりませんか!
また、その成分を抽出し畑やその周辺に散布するとイノシシバリアができるかも知れません。まずは茎を焼いて灰をまいてみますか。
夕方でも咲いているものなんですかねぇ!?
優子さんのレンコン畑です。
夕焼けの 積乱雲に 宮津湾 世屋野蕪村
さて、蓮君!を「はすくん」と呼んだら返事をしてもらえるでしょうか。答えは、ノー。「 はちす君」と読むのだそうです。なぜか、果実が蜂巣状をなすところからはちす、はちすはちすと呼んでいるうちに「ち」が落ちていまのハスになったのだそうです。秋桜子さんが、「利根川のふるきみなとの蓮(はちす)かな」と詠んでらっしゃいます。ちなみに別名池見草・水の花とか。

英語では lotus。 蓮の葉の現象がナノテクノロジーの分野で注目され、「ロータス効果」という言葉が使われているというということですから、こちらの方が大切かも。以下ウィクペディァ。
「ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られる。 またサトイモ(里芋)の葉などでも微細構造と表面の化学的特性から同様の効果が見られる。
ナノテクノロジーの分野では、塗料、屋根材、布などの表面でロータス効果を再現し、それらを乾燥したきれいな状態に保つ方法の開発が行われている。これは通常、フッ素化合物やシリコーンで表面を処理することで達成される。ポリエチレングリコールにグルコースやスクロースを組み合わせることでも同様の効果が得られる。今ではこの方法により自己洗浄を行う塗料や、温室の屋根に使うようなガラス板にロータス効果を持たせたものも市販されている。」
縦貫林道成相線
去年の10月にたっていたこの看板がとれています。
(※参照本ブログ 「■日本の里100■重要里地里山500■京都府景観資産【上世屋】入り口」2016年10月19日 参照)
つまり上世屋まで行くことができるのです。
もともと海の展望がすばらしい道なのです。
それが、展望ポイントにビューパークが作られ、展望を妨げていた木々も刈り払ってもらって景観力が格段にパワーアップ。
標高4~500mの阿蘇海天橋立若狭湾の展望は、まさしく「海の京都展望ロード」といっていいでしょう。
百聞は一見にしかず、
急げ、縦貫林道成相線へ、、、です!
さて、ではこの道路、景観のために? ~こういう斜の目線というのが好きなんです~
このポイントからもう少しすすんでください。
NTT鼓ヶ岳中継塔、私達の情報社会を維持してくれているのです、
山の標高569.02 mそれに加えて塔の高さ約50m、合わせて620m。いわば「丹後スカイツリー」!
近くにはさらにnHkの成相中継所。

ワールドカップや世界陸上や国会論議をリアルタイムで楽しむことができるのも、フランスの娘と画像付きでれんらくしあえるのもこれらの設備が可能にしているのです。
道端には3メートルのポール。豪雪の時にも行かなければなりません。
情報通信設備維持管理保全のための道ということなら、その投資、納得できませんか。
それはそうとして、鳥の目になって我が町を見る気晴らし効果はバッグン。あらためてぜひ訪れてみてください。
上世屋内山ブナ林で森の生成を観察しよう
~モデルフォレスト運動教育研修・2017秋のプログラムのご案内~
盆を過ぎ、せや高原はすでに秋の七草の花野となって目を楽しませてくれています。さて、2017、春から高校生の部活動としての参加をえながら森の生成や林野での安全作業等について研修を重ねてきましたが、いよいよ秋、早速、関係者の皆様のご協力を得て次のように計画致しました。
今回の学びの場は上世屋内山ブナ林です、講師は森作り推進室の畑中さま。木々は相互に影響しあい、他の命との関係を深めながら森として発達していき、極相林として安定していきます。冷温帯気候地での森の変化の各段階をじっくり観察し見張り所跡の森作りのイメージをつかんで頂けたらと考えています。
暑さ残る中ではありますが、ぜひご参加いただきますよう案内申し上げます。
《研修テーマ 風土気候にあった森の生成を観察する》
■講師 畑中英樹氏(振興局森作り推進室)
■日時 9月2日(土)8時半~1時半 ■集合 戦争遺跡の森
■コース ブナ林観察道駒倉入山口~高山山頂~大ブナ~柳平方面~駒倉入山口
■持ち物・ 筆記具 水筒 森林作業用具
※お昼はおにぎり弁当を準備させていただけます。ご連絡下さい。
京都のTくんへ
畝にして種を蒔いたのが6月24日。(※参照「 ここ作れぶーぶーここ耕せぶーぶーもったいないどぶーぶー~イノシシの徹夜仕事」~2017年6月24日投稿ブログ)発芽が29日。そして開花が8月20日。
ヒマワリの開花は60日めというけれど、そのとおりだった。

それにしても、、イノシシとヒマワリの関係 ほんまにおもしろい!、隣の雑草荒れ地はぼこぼこにしているのに、ヒマワリの畝には一歩も入り込んでいないのだ。
何故?ヒマワリがイノシシ忌避物質を出しているとしたら、それを抽出すれば、イノシシ害対策に朗報ということになるんだろうし、元気が出る花だ、一緒に楽しもうと思っているとしたら、その賢さは相当のもの。

■ヒマワリを楽しみたいのか 猪も
■猪も ヒマワリ楽しむ せやの里
来年は、もっと広げてええかなぁ!