宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

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世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

宮津湾日置の世屋川河口付近。

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「なにをねらってらっしゃるんですか?」
シーバス!
「はぁはぁ鱸つりですか!」
秋から冬の産卵に向けて、鱸は栄養を貯めておかなければなりません。
河口付近には、産卵するため川を下ったアユがいるので鱸もそれをねらって集まっているので、それをねらってルアーを投げていらっしゃるのだそうです。

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ところで、鯛はsea bream (シー ブリーム)。
鯛をねらって釣っている方に訊ねても、シー ブリームフィッシングとはかえってこないでしょう。
おなじ日本のサカナを釣るのに、スズキだけ特別。スポーツ感があるかないかなんでしょうか。
ちなみに、イカは“squid”(スクウィドゥ)タコは、“octopus”(オクトパス)
鱚はsand borer (サンドボーラー)、アユはsweetfish (スイートフィッシュ)。

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宮津湾の秋はアジ釣りのシーズンでもあります。
「なに釣ってはりまんねん?」

鰺。
「ホース マッカラル!でっか」

といってみたいものです。horse mackerel とはアジのこと。

若狭湾に虹!

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この時間2016/10/09 15:56:36
虹が見えるのは太陽の高度が関係していて、朝夕の42度以下の時間帯。午後は、15:00頃からということですので、この虹、理屈に合っています。
一方、スクリーンになる雨雲。2016/10/09 14:46:36

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また、その日の天気図。

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雲は、気圧配置が西高東低になったときに吹く北西の風が対馬暖流の上の暖かい空気とぶつかって大気が不安定になっていたことを表しています。
折から、丹後は秋祭り。

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(↑↓ 養老大島の太刀振りと神楽)

熱い光を送り続けてくれたお日様へ感謝の気持ちをつたえるべく、太鼓や笛の音が響きます。

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虹は、しばらく南の皆さんのお世話をしてまいります、片付けもあるでしょうし、また熱い光にあふれた季節にそなえてずいぶん骨休めもなさいな!

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そんなお日様からのメッセージかもしれません。

サークルストーン花壇の拡張

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この石たちは、せや高原発世屋川経由日置海岸着のものです。

これを、『里山で木を織る~藤布が教えてくれた宝物』の出版記念「事業」としようと考えています。

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花壇の形のヒントはオードブルの盛りつけ容器です。リンドウ、オミナエシ、おとぎりそう、おきなぐさ、キキョウ、とうていらん、ツワブキ、ふじばかま、ナデシコ、ホトトギス、、、などなど里山草原植物オードブル花壇を構想して、というわけです。

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地元からも、◆日置地区自治会連合会◆小川農機サービス◆地球デザインスクール◆丹後の 優しい農業家の会◆ NPO法人京都発・竹・流域環境ネット◆丹後グリーン バレーズ構想実行 委 員会◆NPO法人丹後の自然を守る会 ◆木子ふぁーむ ペンション◆家族旅行村しおぎり荘◆オーガニックレストラン ビオ・ラビッ ト◆ (有)坂野石油  ◆ペンション自給自足◆天橋 立YH ◆波見カントリー フレンド◆橋立そば処まる丹◆ちょい寄り亭「浪漫」◆(有)三光園◆ピザカフェ P-Boat ◆大槻菓舗(以上一次分)各様などが期待の声をあげてくださっています。

この出版情報は、あのamazonにもアップされています。ローカルな取り組みではあるけれども過去と未来を見事につないで、その中に明日を拓く鍵が眠っている内容だと認めているということなのでしょうか。

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さて、イノシシもこうした趣旨の里山草原植物オードブル花壇構想に賛同してなのか
「こうしたらどうだろう」と、夜な夜な手伝ってくれます。

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しかし、それを大きなお世話というのだということをどうやってわからせたらいいのでしょう。

ここで やすんでいきませんか
すこし おはなしませんか

きのうみた ゆめのはなしや
あしたの おてんきのこと
かぜのはしるすがたや
ひかりの こぼれぐあいについて

そして
あなたが どこからきて
どこへいくのか なども・・・

ゆっくりゆっくり
うなづきあって
しばらくいっしょに
すごしませんか

・・・・・・・・・・
「のぎくみちこ」さんに誘われたら寄っていかないわけには!

そして、話題はどうしても美しい里山の習慣風情自然を背景に恋心を育てる 政夫と民子の運命を哀しく描いた小説「野菊の墓」※の話になってしまいます。、、、、

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ちなみに二人が山の畑に綿摘みに出かけたのは、陰暦の九月十三日のこと。二人はノギクとリンドウを介して心を交わします。
まず、政夫が、民子をノギクにたとえて気持ちを表す場面。
、、、、、、
道の真中は乾いているが、両側の田についている所は、露にしとしとに濡ぬれて、いろいろの草が花を開いてる。タウコギは末枯うらがれて、水蕎麦蓼みずそばたでなど一番多く繁っている。都草も黄色く花が見える。野菊がよろよろと咲いている。民さんこれ野菊がと僕は吾知らず足を留めたけれど、民子は聞えないのかさっさと先へゆく。僕は一寸脇わきへ物を置いて、野菊の花を一握り採った。
民子は一町ほど先へ行ってから、気がついて振り返るや否や、あれッと叫んで駆け戻ってきた。
「民さんはそんなに戻ってきないッたって僕が行くものを……」
「まア政夫さんは何をしていたの。私びッくりして……まア綺麗な野菊、政夫さん、私に半分おくれッたら、私ほんとうに野菊が好き」
「僕はもとから野菊がだい好き。民さんも野菊が好き……」
「私なんでも野菊の生れ返りよ。野菊の花を見ると身振いの出るほど好このもしいの。どうしてこんなかと、自分でも思う位」
「民さんはそんなに野菊が好き……道理でどうやら民さんは野菊のような人だ」
民子は分けてやった半分の野菊を顔に押しあてて嬉しがった。二人は歩きだす。
「政夫さん……私野菊の様だってどうしてですか」
「さアどうしてということはないけど、民さんは何がなし野菊の様な風だからさ」
「それで政夫さんは野菊が好きだって……」
「僕大好きさ」
民子はこれからはあなたが先になってと云いながら、自らは後になった。今の偶然に起った簡単な問答は、お互の胸に強く有意味に感じた。民子もそう思った事はその素振りで解る。ここまで話が迫ると、もうその先を言い出すことは出来ない。話は一寸途切れてしまった。
、、、、、、、
一方、民子が政夫をリンドウに例え気持ちを表す場面
、、、、、
民子は云いさしてまた話を詰らしたが、桐の葉に包んで置いた竜胆の花を手に採って、急に話を転じた。
「こんな美しい花、いつ採ってお出でなして。りんどうはほんとによい花ですね。わたしりんどうがこんなに美しいとは知らなかったわ。わたし急にりんどうが好きになった。おオえエ花……」
花好きな民子は例の癖で、色白の顔にその紫紺の花を押しつける。やがて何を思いだしてか、ひとりでにこにこ笑いだした。
「民さん、なんです、そんなにひとりで笑って」
「政夫さんはりんどうの様な人だ」
「どうして」
「さアどうしてということはないけど、政夫さんは何がなし竜胆の様な風だからさ」
民子は言い終って顔をかくして笑った。
「民さんもよっぽど人が悪くなった。それでさっきの仇討あだうちという訣ですか。口真似なんか恐入りますナ。しかし民さんが野菊で僕が竜胆とは面白い対ですね。僕は悦よろこんでりんどうになります。それで民さんがりんどうを好きになってくれればなお嬉しい」
、、、、、

さて、「らちもなき事いうて悦んでいた二人」に待っていたのは「毎日七日の間市川へ通って、民子の墓の周囲には野菊が一面に植えられた。」という無情の結末。なんでこんなことになったのだい!とのぎくみちこさんと嘆き合うわけです。

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それはそうですが、もう一面ではその世界は暮らし方、考え方も含めて里山の原風景、たとえば、、、
◆村の或家さ瞽女ごぜがとまったから聴きにゆかないか、祭文さいもんがきたから聴きに行こうのと
◆その次の十畳の間の南隅に、二畳の小座敷がある。僕が居ない時は機織場で、僕が居る内は僕の読書室にしていた
◆屋敷の西側に一丈五六尺も廻るような椎しいの樹が四五本重なり合って立って居る。村一番の忌森で村じゅうから羨ましがられて居る。昔から何ほど暴風あらしが吹いても、この椎森のために、僕の家ばかりは屋根を剥がれたことはただの一度もないとの話だ。
◆「お前は手習よか裁縫です。着物が満足に縫えなくては女一人前として嫁にゆかれません」
◆民子は、例の襷に前掛姿で麻裏草履という支度。二人が一斗笊一個宛ひとつずつを持ち、僕が別に番ニョ片籠と天秤とを肩にして出掛ける
◆ここから見おろすと少しの田圃がある。色よく黄ばんだ晩稲に露をおんで、シットリと打伏した光景は、気のせいか殊に清々しく、胸のすくような眺めである。

、、、、

こういうところがいいねえ!さらに、

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◆八時少し過ぎと思う時分に大長柵の畑へ着いた。十年許り前に親父が未だ達者な時分、隣村の親戚から頼まれて余儀なく買ったのだそうで、畑が八反と山林が二町ほどここにあるのである。この辺一体に高台は皆山林でその間の柵が畑になって居る。越石※を持っていると云えば、世間体はよいけど、手間ばかり掛って割に合わないといつも母が言ってる畑だ。三方林で囲まれ、南が開いて余所よその畑とつづいている。北が高く南が低い傾斜こうばいになっている。母の推察通り、棉は末にはなっているが、風が吹いたら溢れるかと思うほど棉はえんでいる。点々として畑中白くなっているその棉に朝日がさしていると目まぶしい様に綺麗だ。

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◆ 僕は水を汲んでの帰りに、水筒は腰に結いつけ、あたりを少し許り探って、『あけび』四五十と野葡萄一もくさを採り、竜胆りんどうの花の美しいのを五六本見つけて帰ってきた。帰りは下りだから無造作に二人で降りる。畑へ出口で僕は春蘭しゅんらんの大きいのを見つけた。
「民さん、僕は一寸『アックリ』を掘ってゆくから、この『あけび』と『えびづる』を持って行って下さい」
「『アックリ』てなにい。あらア春蘭じゃありませんか」
「民さんは町場もんですから、春蘭などと品のよいこと仰おっしゃるのです。矢切の百姓なんぞは『アックリ』と申しましてね、皸あかぎれの薬に致します。

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◆秋の日足の短さ、日はようやく傾きそめる。さアとの掛声で棉もぎにかかる。午後の分は僅であったから一時間半ばかりでもぎ終えた。何やかやそれぞれまとめて番ニョに乗せ、二人で差しあいにかつぐ。民子を先に僕が後に、とぼとぼ畑を出掛けた時は、日は早く松の梢をかぎりかけた。
半分道も来たと思う頃は十三夜の月が、木の間から影をさして尾花にゆらぐ風もなく、露の置くさえ見える様な夜になった。今朝は気がつかなかったが、道の西手に一段低い畑には、蕎麦の花が薄絹を曳き渡したように白く見える。こおろぎが寒げに鳴いているにも心とめずにはいられない。

※越石こしこく
江戸時代,知行割に際して1村または数村の村高合計が所定の知行高に不足する場合,その不足分を隣村の村高から補充すること,
、、、、、
里山エコツーリズムの聖書みたいな世界だというのが、「のぎくみちこ」さんと一致したところです。

「野菊の墓」作者 伊藤左千夫 1906年1月、雑誌「ホトトギス」に 発表。 15歳の少年・斎藤政夫と2歳年上の従姉・民子との淡い恋を描き夏目漱石が 絶賛した話。

台風一過、ゆらゆらとススキの揺れる若狭湾!

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文句なしですばらしいことをあっぱれ・天晴れといいますが、これは「あきばれ・秋晴れ」がもとなんです、と言われたら素直に納得しますよ!そんなことを思う秋の空。

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昨日は警報が出されるほどの暴風にさらされていたことなど想像もさせないのがススキの偉いところ。ところで、刈っても刈っても伸び上がるススキ。その生命力は秋の七草に選出されたり、お月見に飾ったススキは捨てないで田圃に挿すとか、圧倒的に人々に支持されてきたところです。

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(↑ 金剛心院)

さらにススキ大明神というような神様として祀られたりしている例もあると「繁殖の霊カとして、姫島の可島神社では社では、開墾しようとしたら一株の大ススキがあったので除いて田にしても翌朝、再び元の所に大ススキが生えていたので、神社を建てた。そして、大ススキが祭神となったという。(茨城民俗学会「カヤの信仰」)」と紹介されています。

めづらしき  君が家なる 花すすき 穂に出づる秋の  過ぐらく惜しも(石川朝臣廣成)

草刈り機をようつかわんので、というてるみさんは、手鎌による毎日の草刈りを欠かしません。

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すこしでも怠ると草は伸びるだけでなく、木質化して堅くなり、鎌で刈ることが大変しにくくなるのだと彼女はいいます。
鎌は3本もって畑に出ます、そして、それを毎日朝と昼に研ぐということです。

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なので、砥石もこうなります。

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『きんさん、この砥石は「日本の里」の「有形農業遺産」として鎌とともに永久保存を図らねばとおもうが、どうだえ、賛同してくれるかえ!』

(良農は草を見ずして草を刈る、じゃ!こうだったらこうなるからこうしておかなくてはいけないのでこうしておく、そういう見通しを持った行動力、これのない人間がが多いこと、これはわしの時代もおなじことじゃった。だから、これはおおいにすいしょうすべきことじゃぞ。)

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、、、、、そんな声が聞こえたような気がしました。

『里山で木を織る~藤布がおしえてくれた宝物~』(汐文社)出版に関わって案内させてください。
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 日置ッズというのは宮津市立日置小学校旧小長谷学級の通称です。日置ッズたちは、五年生六年生の二年間、地域のみなさんから、米作りをはじめ、藤織り、紙漉き、世屋川河口から源流までつながる特色ある地質地形と特色ある動植物のことなどを教わります。
そして、自分たちの漉いた和紙の卒業証書をうけとって、「日置中学校」でなく、橋立中学校に進学していきました。
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ふつうはそこまでのこと。子どもたちが、ふるさと学習からまなびとったことを私たちがお裾分けしていただくようなことは、まずないことです。
ところが、彼らの積み重ねた2年間のその里山学習が児童文学作家・川北亮司氏によりノンフィクション『里山で木を織る~藤布がおしえてくれた宝物~』というタイトルで、日置小学校様はじめ多くの皆様のご理解と協力を得て、児童書大手の「汐文社」から発行されることになり、お裾分けが実現することになりました。
 
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川北亮司氏は、「マリア探偵社」シリーズ全25巻(岩崎書店・フォア文庫)など著書多数。日本児童文学者協会会員で理事代表の要職を務められた作家。若い頃の世屋の里との出会いから、今回の企画が実現しました。私たちガイドの会も、日置ッズたちの学習に呼んでいただき、ブナ林を案内させて頂きました。
 発行予定は今月25日です。淀徳書店様、浪江書店様、サトウミップル内書店様、まるぜん野田川店・マイン店さまなど最寄りの書店でおもとめいただけます。
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日置地区自治会連合会様はじめ◆小川農機サービス◆地球デザインスクール◆丹後の優しい農業家の会◆大槻菓舗◆ NPO法人京都発・竹・流域環境ネット◆丹後グリーンバレーズ構想実行委員会◆NPO法人丹後の自然を守る会 ◆木子ふぁーむペンション◆家族旅行村しおぎり荘◆オーガニックレストラン ビオ・ラビット◆ (有)坂野石油  ◆ペンション自給自足◆天橋立YH ◆波見カントリーフレンド◆まるたん蕎麦、、各様など(一次分)からもご期待の声をいただいています。
地方再生が問われる今日、その「地方」に受け継がれた里山文化を継承しようとした教育が、過疎の地方からさらに広く発信されますよう、皆様のいっそうのご理解ご支援がいただければ幸いと考えております。よろしくおねがいいたします。

まるはなばち君、君が蜜を吸っている花の名前をしってるかい?

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しってらぁ、かえるぐさってんだ!
すじぐろしろちょう君、君が蜜を吸っている花の名前をしってるかい?

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しってますよ、かえるぐさっていうんです!
、、、、、まあ、そういうことです、、、、、。

蛙も、俺たちが餌場にする草むらを作ってくれる草という意味だから、こだわらないよということです。
それにしても、この自称かえるぐさの群生の美しさも、コンクリートでかためられた管理社会では見られなくなりました。

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だもんだから、これはみぞそばでタデ科の植物、こっちはつりふねそうでツリフネソウ科。釣船か吊舟かどっちだとおもいますか、なんてどうでもいいことを言うようになっちまったんです。

このアジサイも

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このアジサイも、

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このアジサイも

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里に咲くアジサイは苗を買ったものではないんですって。

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近所に咲いたアジサイの枝を挿したんだそうです。

なので、試みた挿し木苗。

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比較的容易に発根したなぁという印象です。

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6月中下旬、花美世屋の里の彩り、頼んだよ、と地に下ろしました。

せや姫さん!

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それにしても、クッションのようなボタンのようなものを手芸品のように組み合わせた森。よくできていますねぇ!

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描かれたのは大原隆行さん。

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ミッブル浜町ギャラリーで展示されています。

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さて、このお社、上世屋の下の部分に位置する村社で、祭神は、せや姫命、建速須佐之男命、大山山祇命、日本武尊の四体。せや姫さんは本体はヘビで、慈眼禅寺の石垣に夫婦でひなたぼっこしている青い目の大蛇がよく見られたのが、それだと伝えられています。
また、大山山祇命は、伊弉諾尊と伊弉冉尊との間に生まれたお子さんの一人で、山の精霊を総支配した方とされています。

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