宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

ともかく人間が自然を征圧していない、

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自然の猛威に打ちのめされてもいない、、、

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人間と自然とのいい関係があって、ともかくみずみずしい、、、

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解けたり、流れたり

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固まったり、溜まったり,落ちたり

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粛々と水が水でいるナチュラルさ、見飽きません、、、

さて、観光革命を起こそう~さまざまな地域資源に光を当てて、着地型旅行商品を数多くつくれ!と宮津市長さん。
そこで、世屋の里の持つ地域資源ってのは何か、をアピールするなら、水と人の共存。

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これが「世屋の里の地域資源」でしょう。

観光革命とおっしゃるのは、「美意識の革命」でなければなりません、

それができるのは、雪解けの「水の里」。

案内しますよ、いらっしゃいませんか!

これ、お奨め!

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カイツブリから始まって、トンビにアカショウビンに、、、182種の鳥の鳴き声と映像を集録したDVD、

「ジュウイチ」ってほんとにジュウイチジュウイチってないているんですよ、、、家の中が2時間30分にわたって野鳥園(^.^)

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アウトドアのお店に寄った折見つけました。

あの鳴き声はこの鳥だったの、あの鳥こんな鳴き方するの!子どもさんやお孫さんの情操教育に最高。

あるいはネイチャー系のお店のBGMでもいいかも。

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(↑ お店の了解を得て撮影掲載させていただいています。もちろん宮津エコアーを名のって(^.^))

発売元・シンフォレスト 税込み¥3990

夏緑樹林の広がる野鳥の宝庫、世屋高原はいよいよ春、

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(↑ 3/1 世屋の里 のうだたんぼから高山ブナ林方面)

本物を聴きにきてくださいね、案内しますから。

どなたと心得る、というほどのものです。

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オキナグサ。

岩滝の矢野さんから畑の作り主が変わるのでよかったらゆずってもらえるのがあるがどうか、という連絡でした。

じつはそのオキナグサ、木子を出られたさいに、いっしょに持っておりられたもの、「古里偲ぶ草」の子孫なのです。

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オキナグサは、・京都府カテゴリー 絶滅寸前種 ・環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)  ・近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A です。

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(↑ 京都府レッドデータ HP 撮影 津軽俊介先生)

遺伝的に出自の明確な「木子産オキナグサ」!

いるもいらんもありません(^.^)世屋高原休憩所の花壇に移植させてもらいました。

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かって、上農は草を見ずして草を刈る!と言いました。そういうことをいった時代の里山環境に適応した野草の1つです。

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本種を山城地方で発見された石橋さんとおっしゃる方は「畔道に通じる山ぎわの切り崩しの道端」と生育地を表現されていらっしゃいます。

日当たりのよい草地、そのこだわりは徹底しています、岩滝では畑のコンクリートブロックの穴の中にも生えていました。

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「上農の息づく里」に里帰りした木子オキナグサは万葉植物です。

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「芝付きの みうら崎なる ねつこ草 あひ見ずあらば 我恋ひめやも」。

ねつこ草がそれ。開花は4月中下旬、見に来てください。

今日から3月。

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丹後の春はヤマアカガエルの産卵から!
弥栄町堀越峠のたんぼです。

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さて、歌で春神さんのおなりを歓迎しましょう。

「おいらの故郷」作詞 作曲 菊地 嘉雄

オイラの故郷は東北(とうほぐ)の
ゲロビッキが ギャロと鳴ぐ村だった
優しがった 学校(がっこ)先生(せんせ)は もういねぇ
■あぁ 死(す)んだんだとシャ

2 オイラの故郷は東北(とうほぐ)の
ブダッコが ブーと鳴ぐ村だった
可愛いがった あの人は もうえねぇ
■あぁ 嫁御(よめご)さ行ったんだどシャ

3 オイラの故郷は東北(とうほぐ)の
ベゴッコが ブーと鳴ぐ村だった
おっかねがった おやんつぁんは もういねぇ
■あぁ 出稼ぎサ行ったんだどシャ

グレートサンクス!
(うたごえサークル「おけら」)
bunbun.boo.jp/okera/z_dedasi/dasi_aaoo.htm
人はいなくなる人もあって寂しいけれど、出稼ぎの父ちゃんも帰ってくる、ぎばんべ!そんな気持ちでうたったものです(^.^)

さて、ヤマアカガエル、3月いっぱい、温かい湿った南風が吹く日の里山のたんぼに現れます、耳をすまし、目をこらしてみてください。

和知道の駅「和」の農産品コーナー。

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冬場でも数多く出品されています。

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それをまとめていらっしゃるのが、「わちふれあい朝市の会」。驚きました、

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出荷されている品物の生産履歴を書き込んだファイルを閲覧することができるのです(^.^)

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拝見すると、木搾酢を用いた、油かすをいつやった、そんなことが記入してあるのです。

和知は、綾部からはもちろん、亀岡、あるいは京都市内からも、ちょっとそこ!といった好条件の地にある里山です。しかし、それに甘えてないでお客さんの求められる安心安全情報を公開する積極性、それが信頼を得て、リピーターを獲得するのでしょう、

「わたしは、何番の農家さんのと決めているのよ」そんな声もファイルから聞こえてくるようです。

とにかく、素晴らしい(^.^)

オ!

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柿渋染めのシャツ、、、、ちょっとシック。里山ガイドもこういうユニフォームがいいかも(^.^)この柿の木は、渋柿なんですけれど、里の巨樹、これらはみな渋柿、染め物にも使ったんですよ、これですよ!と。、

 

カエル」看板のパン屋さん、

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堀川北山付近です。
覗かせてもらいました。

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置物もカエル、パンもカエル※売り切れ。

菓子パンもカエル柄、

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ただし、るびんのつぼで、視点を茶色に合わせればペンギンのよう。白い部分を中心にみればカエル。

ピンチをチャンスに変える福ガエル、、、げんのいい生き物で人気があるカエルです。

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が、この思い入れよう!

もしかしたら、カエルは水の神様のお使い!このお店、町のオアシスにしたい、そんなところにオーナーさんの思いがあるのかもしれません。

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里山にはまだ雪、けれども、アカガエルがまもなく産卵に現れますよ。

森本飛来のコウノトリ

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コウノトリの個体識別は脚輪で行います。京の里センターの森さん、この脚輪を調べて連絡してくださいました。いずれもメス。
一羽め NO29 誕生地 戸島 2011.4.6 生まれ
二羽め NO30 誕生地 野上 2011.4.26 生まれ
と言うことです。
ちなみに現在、野生放鳥されているのは71羽。飼育状態では、92羽がいるとのことです。
飛翔力が強い鳥なので、全国で確認されているようですが、冬場は四国、九州などから報告が多いようです。温かく餌の見つけやすいところがいいのでしょう。

世屋の里は,あの山の上。

ここは「冬雪たんぼ」

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雪が解けたら、カエルがいっぱい出てくるから、食べにおいでよ!

やまいちさんで、このハマグリ 阿蘇海産。

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実は超貴重品なんですよ。

2012/ 8月 環境省の改訂版レッドリストが公表。国内のハマグリは、絶滅危惧2類として発表されました。

それまでは、「準絶滅危惧種」。それよりも危険度が1ランク高くなり、「絶滅の危険が増大している」と言うのが2類です。干拓や護岸工事などの影響で生育環境が悪化しているのが原因です。

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(↑ 阿蘇海 2/13)
この改訂版レッドリストで、里山では、「ゲンゴロウ」が同じく絶滅危惧2類に指定されています。

賑わっていますね、橋立ワイナリー。

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オヤ、新商品(^.^)

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軒先にも。

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大根は干すと甘味が増し、 栄養価もグンと高くなるということです。

同量の大根と比べると

「骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍」。

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これはすごいことです。

スナック大根、お孫さんのおやつにいいかも、試食してみる価値あり。

霞んだ丹後の雪山。

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目からは涙たらたら、舌はぴりぴり、顔はぽかぽか、、、

黄砂です、

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かってはこの黄砂、日本の土になりました、けれども今は工業由来の微小粒子状物質PM2.5※2.5μm(1μm=1mm の千分の1)以下の非常に小さな粒子 が混じります(`ヘ´)
喘息を悪化させる患者さんのつらさが想像できます。

一方、放射能に汚染された水を流してしまっている日本。

ともに生き物と未来に対して申し開きのできない事態をゆるしているわけです、そして相互になじりあっているのです。なさけなー(´・ω・`)

ちなみに、、、

Q. 微小粒子状物質(PM2.5)は、どのようにして発生しますか。
A. 微小粒子状物質(PM2.5)には、物の燃焼などによって直接排出されるもの(一次生成)と、環境大気中での化学反応により生成されたもの(二次生成)とがあります。
一次生成粒子の発生源としては、ボイラーや焼却炉などばい煙を発生する施設、コークス炉や鉱物堆積場など粉じん(細かいちり)を発生する施設、自動車、船舶、
航空機などのほか、土壌、海洋、火山など自然由来のものや越境汚染による影響もあります。また家庭内でも、喫煙や調理、ストーブなどから発生します。
二次生成粒子は、火力発電所、工場・事業所、自動車、船舶、航空機、家庭などの燃料燃焼によって排出される硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、燃料燃焼施設のほかに溶剤・塗料の使用時や石油取扱施設からの蒸発、森林などから排出される揮発性有機化合物(VOC)等のガス状物質が、大気中で光やオゾンと反応して生成されます。

、、世屋のブナにも杉山の杉にも橋立の松にとっても毒ガスみたいなもの、決していいわけがありません(`ヘ´) 。

さて、今日は3月下旬の温かさ。

「梅一輪一輪ほどの暖かさ」 服部嵐雪

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日置の梅です。
この梅も、大陸からの渡来品です。

「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛(は)しき児(こ)もがも」  大伴家持 万葉集巻18-4134

世屋ではテルミさんが畑の雪いらい。

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空気を入れると雪が早く解け,畑仕事にとりかかることができるのです。その畑の土にも大陸の土が混じっているのです。

アジアは1つ地球は1つの視点で、国同士のエゴは捨てて人と自然の暮らし方の基本を踏まえた経済を作らなければならない、とあらためて思います。

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