宮津エコツアー · 1月 2013

1月 2013

竹籠に柿渋液で和紙を貼りつけて作ります。自然な風合いと使い込むほどに味わいが出てくる生活雑貨を思い出と一緒にお持ち帰りください。

ガイドの言葉 宮津市の世屋地区では周囲の山々から手に入れた材料で身の回りのものを作り出す手仕事の技が受け継がれてきました。そうした文化を育んた人の知恵と豊かな自然に触れて、ひととき、ものづくりにチャレンジしてみませんか。
実施日 通年
所要時間 約1時間
集合場所 世屋高原休憩所(宮津市上世屋)
受入人数 定員20名 最少催行人数2名
参加料金 1,500円 (材料費、傷害保険料込み)
備考 会場は雪深い地域ですので、冬季はタイヤはスタッドレスタイヤなど冬用装備で上お越しください。
お申込先 7日前までに下記の申し込みフォームでお申し込みいただくか宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局までお申し込みください。 電話0772-45-1625

■集合場所

大きな地図で見る

2013/01/11

《一部》

金さん、きくけどお、えべっさんてなに?

「イルカやクジラをえびすさんというところがあるがな、まあ神様の一種゜、もともと、遙かな世界から幸せを携えて訪れる神さん、海の向こうからやってくる水の神さまであった。流れ寄るもの、季節ごとに巡ってくるもの、いいこといいもののシンボル。」

タルイカもえべっさんか
「そうだな、、水死体もそう呼ぶところもあるからな、また、海の神様は田の神や山の神にも姿を変えられる」

ふむふむ

「土地の神さんは神無月(旧暦10月)に出雲に皆さん招集される。けれども惠べっさんは、残っておられる。まあかんがえてみいな、神さんがみんなおらんようになるのは具合が悪い、留守になるとその間にわるさするモノがでる、まあ留守神さんだな。

(↑ 勘七茶屋)

1年無事に過ごせるのも、神さんが安心して出雲に行って縁結びの相談ができるのも 此のえべっさんがおっとくれるでこそ、というわけだ。
漢字では(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)と書き、いずれも「えびす」と読む。」

ほう!

「なんでそんなこと聞くんだ?」

いや10日、文殊の惠べっさんだでとネットで紹介があってな、
えべっさんが神さんならお宮さんでやるもんだろ、お寺でやるのは何で?

「うむ、ごもっとも、たしかに、別に考えたほうがいいな。このお寺、ご本尊は文殊菩薩さんなんじゃ。が、ふだんお姿を拝めない秘仏とされている。

(↑ 京都伝統工芸大学校生による複製 駅横で展示)

けれども年に数回開帳される。その1日が、1月の10日。その1月10日に菩薩様を拝みに見える信者は善男善女。特別に信心に報いようと始められたことがある、福棒配りじゃ。

「福棒?」

このお寺の縁を辿れば弘法大師さんと縁がある。弘法様か爪彫りなさったと伝えられる大黒様の版木が伝えられている。それを刷って棒に巻き付けたものだ。

知恵も授かりウンも授かるこれはありがたいと人気をよんだ。しかし、ここが手の込んだところだ、配られるのは、「卯の刻午前6時」ときめられていた、しかも「弘法大師爪彫り千枚刷り」というように、数は千枚、しかも中に一枚姿を現されないものがある!、、それが、福棒のなかでも大福運を招くアタリ福とされた。今風にいうと、究極の「今だけ、ここだけ、あなただけ」感、これが人気をさらに盛り上げた。

その縁日に近縁の商売人さん、漁師さん、お百姓もあつまった

くま手や福ざさ、宝船など縁起物を扱う露店が境内に並ぶようになったということだ」

それが文殊のえべっさんということになったわけ!

「始まりは、江戸時代ということだ。商工業が発達し、武士に変わって商人町人が力をつけてきた時期だ、金儲けは実力、神様頼みもええけど本質は汗と知恵、時代が求めた地元の精神文化というものだろう。」

その福棒は、やっぱりいまも6時?

「それが目当てなら、今は10日だけ朝野7時とか聞いたがな。 朝八時頃にはまききってしまう、それまでに行かなあかんな」

そうなら、今日はあかんなあ、それにしても、神様の惠べっさまにお礼をせんならんじゃないか、どこにいったらええんだろ?

「篭神社にもお祭りしてある。

こちらは、お正月のお参りのさいにおまいりされたらと、こちらが元祖だと声高にはおっしゃらずにおられる、共存共栄、紳士協定というところかな、そこが宮津のいいところ。」

なるほどなるほど、
「文殊さんでは原発から立ち直り、景気もようなるようにするにはどうしたらええか知恵を授かってくるがええ。もう一つ、地元の人らは、与謝野町の出雲大社巌分祠さん、こちらは出雲系の神様ということで、こっちにもいきなる。お願いはまんべんなく、いうことかな。(^.^)」

そうか、まあ、あっちこっちいかんなんわな、とりあえず行ってくるわ、十日えべっさんに、なんぞ言付かるものはないかえ?

「町の金さんに、ダイコンと里芋、届けてくれんか」

、、、、、、、

《二部》

金さん参ってきたで、

町の金さんがおおきにって!ことづかってきた!

「おお、知恵の餅 そりゃあすまんなあ、どうだったえ ようすは」

幻灯会したげるわー、!

先ずは文殊堂の善男善女のお参り風景。

1さあさあ邪気を払うお煙たっぷり浴びてくださいよ

2今年もよろしくおねがいします

3 家内安全、無事にすごせますように

4 まだまだ健康に子どもの世話にならんでもええようにがんばらんなんでな

5ほほほほほほほーまた中吉ー!

5-1 福棒撒き、ご苦労様

華やいでうきうきしてええなあ ついゆるむわ 財布の紐

次に境内の周辺の様子

ようおまいりくださいました、あまざけのんでぬくもっていってくださいなー

9六地蔵さんも寒かろう 甘酒頂いてくださいな

10知恵の餅 お土産にいかがですかー

11 「アツアツお好み焼きバー」どうですかー

12こっちもホコホコ「大判焼き」ぬくもりまっせー

12-1 口の中に春が来そう!

13 目の保養ができるねえ カラフルなお土産小物

14 「めでたい」の干物いかがですかー

15 相合い傘 お貸ししますー

16 福の神様ご到着ー

「感光」の勉強になったか?

なった為った(^.^)

 

 

 

 

まだお参りでない方は、今すぐ文殊堂へ

文殊堂十日ゑびすは賢い文殊菩薩のご利益 。みぞれ降る早朝からすでに駐車場は満杯。

今年の商売繁盛・合格祈願・家内安全祈願等 是非今すぐお越しください。

2013/01/09

内山を見るポイント、この角度が好きです。

(↑ 1/11)

(↑ 1/1)

尾根の櫛の歯が架けたようなへこみ、それは、H16,10.20台風23号の爪痕です。それまでは、こんなブナロードだったのです。

(↑ 2003 ブナの尾根)

この台風は天の橋立の松もなぎ倒しました。

尾根の向こうにはこんな世界。

太鼓山から高山を望んでいます。右上から左に流れる白い平原が木子国営荒地です。

高原上の世界の真ん中をを水が浸食して宇川の源流を作っています。

けれども隆起が早かったので浸食がおいついてなくて、台地のような状態です。中央高台と呼ばれるゆえんです。

 

 

 

 

が広がっています。隆起のスピードが速く

2013/01/09

日置中学校の校舎側面の壁画は力作です。


日置は、山間部から流出した土砂が堆積した扇状地地形です。

鳥さんは、こうみています。

(↑ 舞鶴の鳥さん 空撮)

タルイカさんはこうみています。

日置のネコさんはこうみています

世屋川のいさざさんは、こうみています。

そして、山のウサギさんは、こうみています。

この学舎には海の里、山裾の里、山間部の里から仲間が集います。それぞれがもっている特徴を描いています。

世屋の里も見事に描き込まれています。

現代の若き「雪舟」さんのこの「日置図絵」、

惜しいことに一般的には見えない、 もったいないので、掲載させていただきました。

世屋へあがるときは、日置中学校横を通ってというコースも考えられるといいですよ、


そして、時間の余裕があれば、そのまま山裾までいってください。、湧き出す水を利用してビオトープが作られているのです。ハスの植わった池にはトンボやカエルがたくさん集まっています。ショウジョウトンボやモリアオガエルなど珍しいモノも息づいています。さらにその近くには、ミツバチの巣箱や炭焼き窯。

今日は、煙があがっていました。うれしいことに、煙の香が福に染みついてくれました。
エコへの挑戦!そんなオーラの漂う興味深いところなのです

それにしても、舞鶴の鳥さんの航空写真を見ていると、天の橋立の砂嘴は、畑川や世屋川が、日置の扇状地を作ってついでに作られたようなものだというのが、よくか分かります、

 

杉山に冬が訪れ樹木たちもじっと春の来るのをまって・・・少しずつ準備をしています。

まず最初はオオカメノキ(スイカズラ科)別名ムシカリ                                                            

この葉芽・花芽が大好きです。ウサギの耳みたい・・・またはバンザイをしているとか。

花はこんな花です。

マルバマンサク(マンサク科)

昨年の春はマンサクの花ほとんど咲かなかった。今年はたくさんの花芽つけました。

花(マルバマンサク)

面白い花ですね大江山連邦にはたくさんあって4月はじめには
マンサク街道になります。

 スキー場から大平ゲレンデを登って杉山林道へ雪の様子を見に行ってきました。

大平山からの眺めは墨絵のようでした。

大平山からの眺めは墨絵のようでした。

きつねの足跡、ウサギの足跡、鹿の足跡 がたくさんありました。

これは、誰のあしあと? まさか熊のあしあとじゃないしね?

天橋立は少しかすんで見えました。

                       

しかの足跡がいっぱいついた道

をたどって、スキー場へ戻り

ました。

里山ブナ林に春の火が点っていきます。ブナの林の一番花は何だろう?

タムシバの白い花 里山の早春 足下にはスミレが一杯
ガイドの言葉  ブナの芽吹きが間もなくですが、その前に、春の火が点っていきます。ブナの林の一番花は、タムシバでしょうか!タムシバの花は里の農作業開始の合図です。足下にはスミレが一杯咲いています。里山の早春賦を楽しみましょう!
実施日 4月14日(日) 午前10時~午後3時(予定) 
所要時間 約5時間
集合場所 午前10時 世屋高原休憩所(宮津市上世屋)
受入人数 定員10名 最少催行5名 小雨催行
参加料金 2,500円 (保険料込み)、昼食が必要・世屋の里弁当を斡旋します(1,000円:申込時に予約)
備考 【コース】世屋高原休憩所~銚子大滝~丹後縦貫林道~高山観察道入口~高山(たかやま:標高702m)昼食~大ブナ(府内随一)までブナ林を楽しむ~元来た道へ  <一部急登あり>※コースは、天候により変更することがありますのでご了承ください。
お申込先 2日前までに下記の申し込みフォームでお申し込みいただくか、宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局までお申し込みください。 電話0772-45-1625

 

■集合場所

大きな地図で見る

2013/01/09
京丹後市峰山町の竹野川河畔に「スプラウト」というイタリアン喫茶があります。

スプラウト!なんていう意味?と尋ねたら、英語で、「芽を出す」と。

浅学の身を恥じながら、この言葉を選んだオーナーの感性に感心しました。


スプラウト!「芽を出す」!春になったらさっそくいただきですね。

(↑ 4/20)

「世屋の木々は、新しい芽を出し始めています」

Trees are starting to sprout new leaves in Seya

ちなみに、この喫茶「スプラウト」、ケーキ部門もオープン。

若いスタッフ九人が生き生きとがんばる活気のあるお店です、

2013/01/09

せやの「や」は山、けっして、「谷」ではありません。せは背、篭神社や真名井神社、丹後国の国衙の背後という意味ではなかろうか、と考えました。ぐらつきました。風呂にはいっていて、、、。いやまてよ!、、、、アルキメデスもそうだったというじゃないですか、、、、

せの音で表されるものはまだある、

兄もせ、夫もせ。兄の山、せやとしたら、妹の山がほしい、何となくドラマがありそうな雰囲気になります。


さらに、「せ」を、「せい」に広げると世のほかにもっと出てくる。

精・生・清・星・静・聖。

くっつけましょう!山に。
精山 生山 清山 星山  静山  聖山。

精霊の鎮まる山


生きものの豊かな恵みの山
清らかな水の生まれる山


星の降る山
静かに眠る山


聖なる純白の衣をまとった穢れなき山、、、


いずれも脊梁に原生の森を頂く水源の里のイメージにフィットするではありませんか。

なあ、金さん、どうだろう、此の思いつき!


まああんたもいろいろ思いつくもんだけど、「歩き芽出す」の発想ちゅうところだな!

「せい」「やま」が「せや」になる?

なりますよ、「はびこ」を「はこべ」にするぐらいだから。

 

« Older entries § Newer entries »