宮津エコツアー · yasuda

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ヒュウガミズキ

134ミズキ
実に謎多き花です。
①マンサク科なのにミズキ  ミズキ科でないのにミズキを名のっている。
②京都で見つけられたというのに、日向・ひゅうが◆◆との名前。
③分布が局所的。日本では石川県〜兵庫県の日本海側、高知県、宮崎県、そして台湾。 生育地はやせた蛇紋岩かんらん岩地帯という特徴がある。京都府での分布は大江山や舞鶴の山地などに限られていて、京都府要注目種。
、、、、、、
この花、舞鶴自然文化園の近くでみましたが、し゛つは目的は椿の展示を見ること。

043まいづる

それにしても、その椿ワールド、量も質も相当なもの。

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総延長1.5kmの遊歩道の両側はツバキ椿またつばき、

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星斑、雲状斑、黄杢斑、白覆輪、紅覆輪、底白、吹きかけ絞り、小絞り、縦絞り、紅絞り、一重猪口咲、一重筒咲、一重抱え咲、八重咲、獅子咲、千重ね咲、蓮華咲などなどその種類1500種。

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世界中の園芸家や日本では将軍家、有力公家、諸侯が庭師を抱えて腕を競わせた結果です。

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その原種の一つ、親指サイズの花でした。

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展示は、4月10日まで。

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お奨めです。

お!

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むむ!!

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こりゃいかなくっちゃ!

⑧

4月29.30日は宮津歴史の館へ。

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「いけばな嵯峨御流 華道橋立司所 創立75周年記念華展」

それにしても、75年ですかぁ、、、、、

戦中戦後、時代も人の心も暗く辛くきびしいなか、華は、どれだけおおきなはげましだったことでしょう。時代と心の灯として点しつづけられてこられたことに敬意をひょうします。

おめでとうございます。

春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むによって、暑さ寒さも「ひがん」まで。

このひがんは「日願」なんだそうです。

というのは、真東から昇るお日様に、真西に沈むお日様、これは一年に二度しか無い特別な日なのです、そのお日様に願をかけたり、感謝するのは当然のこと。

一方、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせるその彼岸は、後からくっつけた理屈である、、、大変にすっきりしました。
だから、この方は「日願花」

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(↑いかりそう)

この方も「日願花」!

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(↑たんこうばい)

この方も日願花

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(↑きけまん)

この方は、き゛りぎり「日願花」!

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(↑きぶし)

ここのところ各新聞のエコ系統の記事が面白い!
毎日新聞

延年祭

杉本君はいわゆる教え子、か゛んばってるんだぁ、うれしいー!

せや牛もここの神さんにお参りして護っていただいていたのです。

福棒は、コシアブラて゛ないと、というのが、1200年。これもすごいです。ところで、「こしあぶら」の木ってしってる?「たかのつめ」との区別、できます?

京都新聞

l龍谷丹後ぬ

この体験学習の「里山歩き」を担当させていただきました!彼等の受け入れにあたって準備されたこの10メニューは、エコツアーそのもの。

優秀なコーディネータか゛そだってきていること、また移動車の配置も府立ならではのもの、「丹後海と星の見える丘公園」か゛Tango Eco-Future Parkとしての機能を外に向かっても発揮しはじめたのを感じます。

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また、このスタンプラリーの提案、「形にするのはあんたらやで!」

データをしっかり集めること、取捨するのに議論すること、これには相当なエネルギーがいります。この記事をよんで、ほほうと関心を示す人がいるかもしれない。けれど「総論賛成各論日和見」!ポイントの提案や人の紹介、あっしーもしますから、ぜひ、とりくんでもらいたい(^.^)

朝日新聞

矢野さん

里山人という言葉があるなら、矢野さんは、心技体に里山文化と伝承をきざみこんだ里山人中の里山人。

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(↑盆踊り 昭和48年ころ)

皆さんいい仕事をされました。木子最後の中学生、赤松君を担任しました。

矢野さんからあずかった「木子おきなぐさ」、冬越しできたようです。

おなじく朝日新聞

飯尾 ぬ

飯尾さんのこのお酢の材料の米は、上世屋、松尾て゛無農薬て゛つくられています。はじめは地元の農家さんと契約を結んで、でした。その関係をとても大事にされていました。

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(↑ 慰安旅行)

が、農家さんたちの高齢化過疎化でそれが維持出来なくなってからは、自社経営にふみきってらっしゃいます。そのことか゛貴重な里山環境を保全するのにはたしている意味ははかりしれません。そのことか゛評価されて、飯尾醸造さんを中心にしたNPO里山ネットワーク世屋が、平成16年度の「日本の里地里山30−保全活動コンテスト−(環境省・読売新聞)」に入選されています。

最後も 朝日新聞

飯尾 ふ

ほほう、虫の効果「4700億円!」

それにしても「命ひしめく春のありがたさ」 、

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上世屋の里はそれを120%かんじられるところだとあらためておもいます。

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花がさけば虫が飛びます

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いらっしゃいませんか。

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きっと里山美ーナス(「昔のままの日本人」)の笑顔のおすそわけ、もらえますよ。

 

「丹後海と星の見える丘公園」を英語に訳すと(Tango Eco-Future Park)になるそうです、Eco-FuturePark を日本語に訳すと、「環境の視点から未来を見据え、地域課題解決のために取組み、実践、発信する機能をもった公園」、ということになります。

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それをふまえて、この公園では、「自然との共生」、「手づくり」、「環境育成の体験フィールド」等の柱をたてて中身作りが進められていますが、スタッフはみんな若くて有能で情熱的で、そのテーマに向かっての活動が、地域にも広がって、活躍がよく見えるようになりました。

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一方、私たちもecotourism。日本語に訳すと「自然環境保護観察旅行」。人間の未来を見据えた、地域課題解決のための取組みの一環です。
ちなみに、生物多様性基本法(平成二十年六月六日法律第五十八号)第19条
Article 19 (1) The government shall take necessary measures to promote use of biodiversity-friendly raw materials, ecotourism, organic agriculture and other efforts to reduce the impact of business activities on biodiversity.
第十九条 国は、生物の多様性に配慮した原材料の利用、エコツーリズム、有機農業その他の事業活動における生物の多様性に及ぼす影響を低減するための取組を促進するために必要な措置を講ずるものとする。

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、、、、、ことほどさようにEco-Future Parkとecotourismは共通のミッションを持っています。
さて、この「丹後 Eco-Future Park」と「宮津世屋ecotourism」と波見の元気なみなさんとが、
重要里地里山500 上世屋・波見谷同時選考
宮津世屋エコツーリズムガイドの会「エコツーリズム大賞・特別賞受賞」
を記念して、一泊二日の協働大型企画を準備中。

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日にちは、4月23日24日。
内容のあらましは、
1日め   里海エリア
昼    波見ウオッチ
夜   波見のディナー
宿泊  海星公園
2日目   里山エリア 祈りと信仰と森
朝    海星公園→真名井神社→丹後郷土資料館→成相寺→大観望   ※→ 車移動
⇒丹後縦貫林道ウオーク約8キロ⇒
歩く自然は丹後国定公園ニングルがいるならここ特Aコース
昼    世屋で昼食
午後   上世屋ウオーク→ 龍渓 下世屋経由→海星 解散
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丹後の歴史は日本創世の秘密の鍵。その歴史を開ければ、重要里地里山500に 上世屋・波見谷がなぜ同時選考されたのか、丹後の里山が、その意味をしゃべり出してくれます。その語り、聴きにいらっしゃいませんか。
◇集合・解散  京都府立丹後海と星野の見える丘公園
◇参加費9800円一泊三食、移動交通費込み
◇募集定員 10人、
主催は丹後グリーンバレーズ構想実行委員会

問い合わせ申し込み『京都府立丹後海と星野の見える丘公園』
電話 0772-28-9111

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椿

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菜の花

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スイセン

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フクジュソウ

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これらは春の序章

さらに、耕耘機の音。

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畑うつ鍬の音も加わります!

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春の里山交響楽、テーマのメロディーラインの登場です。

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ふだんから世話が行き届いた土なのでしょう、

それと雪の少ない冬でした。積雪は土を押し固めます。けれどその雪があまり積もりませんでした。そういうこともあって、世屋の春の本命の音が今年は、軽そうに聞こえました。

 

 

問い イエス=キリストが十字架を負って刑場 に向かう途中、顔をぬぐう布をささげたという伝説上の聖女の名をなんというか。

答え ベロニカ【Veronica】さん。

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bright blueというか sky blueというか瑠璃色の美しいこの花、その名をいただいて、ベロニカ。

さて、この花もベロニカ。

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しかし、和名 オオイヌノフグリ 意味「大きなオスのきんたま」。
この和名が趣味悪し、と不評をかっているのは衆知のこと。牧野富太郎さんの命名といいますが、当時はそれで通ったとしても、いまは通用しないでしょ。
春の歌、和楽器の音とは違う洋楽器の音色を醸し出している花、失礼の無いように敬意をはらって聖女・ベロニカに釣り合う意味の和名にあらためるべきだと言う方に、私は与します。

①瑠璃唐草、②天人唐草、③星の瞳 ④オオイヌノフグリ、、、この四つからあらためて国民投票、できませんか!

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ところで、ベロニカさん、

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上世屋の春の合唱団にくわわっていたたた゛きました。

春のお彼岸にはいりました。

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フクジュソウは上世屋のひがん花!

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フクジュソウ花園はあちこちにありますが、ロケーションは、日本の里100・上世屋が一番(^.^)

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春の天気は長続きしません、低気圧と高気圧が交互にきます。

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だからちゅうちょしてはフクジュソウの春の歌も聞き逃しますよ。

 

魚付き林。

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実際に、魚がわんさかよってくるなら、魚釣りの人で賑わうのですが、直接そういうこともありません。

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物資の不足した時代には森という森は切られていった、しかし、山が荒れると磯が焼けることを知っていた海の人たちは、切るな、と体をはられた、その時の言い分が、魚が付く森だから。それが魚付き林という言葉になったのだろうとおもいます。

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森の生態系と海の生態系とのつながりの密接さ、忘れるなかれ、というのが本質的な意味なんでしょう。
海星公園の林の春ウオッチ
アセビ

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ヒサカキ

135ひさかき
マメザクラ

070まめさくら
あれ、これって「タムシバ」!?

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タムシバにはこぶりな東日本型と高木化する西日本型があるといいます。

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暖流の海の魚付き林ですから、西日本型だとは思いますが、こんなに大きいのですか。

さて、海星公園では、もう一つの春の花がさいていました。

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①上世屋里山ガイドウオーク②里山の暮らしの技・藤織り体験③丹後伝承の語りを楽しむ④飯尾醸造見学 ⑤里波見の元気なおばちゃんたち(カントリーフレンズ)との交流⑥海の里養老ウオッチング⑦星空ナイトウオーク⑧波見ウオッチ&ソバ打ち体験⑨竹林再生体験⑩郷土料理体験、三泊四日て゛こなした龍谷大学生たちの「丹後研修」の総括報告会。

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プロジェクトの提案も見たこときいたことをよく反映してくれていて、若さ満々のものでした。

荒れた 棚田に季節折々の花を!などは、よっしゃ、それやぁ わがいをえたり、とびあがりましたよ。

価値の創造、、、、フム、これってなかなか簡単げーにいうけど、一朝一夕にこね上げられるようであってじつは、センスと志の持続!とミッション意識、そういう資質をもってらっしゃる方がうみだされるものなんだろうと、特に東北のテレビなど見ていると思います。カナリアって炭酸ガスに弱いので、ガス検知器みたいに探鉱夫たちは仕事場に連れて行ったのだそうです。芸術、宗教、教育、そういう領域って、今の危険を危機に特に敏感です。地方を活性化するための「価値の創造」、そういう領域から生まれると思います。

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◇わたし、丹後で育ちたかった、◇田舎観が変わったなどの感想に、お手伝いしてよかったと気分はうるうる。

※京都新聞17日に一端がけいさい されています。

※すたんふ゜らりーつくり、この運動参考になりませんか、

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北大の西山先生がかかわっておられるしごとです。

里山田園都市みやずのスタンプラリー!卒論級の取り組みになりますよ

 

 

300万人に手が届くまでに観光客が増えた!と市長氏。

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それを私たちは道路開通効果が出ている、と理解し喜びます。

北陸新幹線開通によって、北陸の温泉客2割増、兼六園にいたっては、6割増とか。

それでも、
「いや喜んではいけない、便利になると逆に寂れる事例が多い。必ずしも観光効果が長続きし振興につながるとはいえない、」と安島先生!
便利も過ぎると弊害が生じる、なんでっておもいますよ。

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上の図の右側の赤字の温泉地、共通するのは新幹線と高速道路にめぐまれていることなんだそうです。

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ちょっとちょっともっと話してくださいよ。どうしたらいいんですか、、、というのが、講演会のテーマ。

「そもそも、観光地って勝負はそこの価値、魅力できまります、、、」

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ははーぁ 記号、、、差異化された記号が観光地の価値、、なんですか、、、。

また、 宮津の悩みを事前に聞き取っておられた先生。

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「これらって、じつは本質的なもんだいではないんです」

といいますと?

価値を創造していくこと、そのための悩みじゃないじゃないですか。

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問題は、そこがあるかどうかなんですよ。

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すっきりよくわかるなかなかの処方箋て゛す。

ところで、北海道大学の西山先生が紹介されていらっしゃった太宰府の市民遺産運動をかさねてみました。

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それは、地域みんなが観光地という考えかたです。

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谷間の奥のちいさくてしられていないエリアにも、人が生きていて、過去から未来へ渡したい「遺産」のようなものがつたわっています。その価値を市民みんなが認識し、尊重し、それらをすべて生かして観光地を作ろうという運動つくりです。

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この運動、安島先生の処方箋の実践例だとおもいました。

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橋立周辺も宮津 寺町付近も宮津、由良も栗田も宮津、日置も世屋も宮津、波見も、養老、日が谷もみんな宮津、相互に「市民遺産運動」のような視点か゛共有できれば、それぞれの「宮津」か゛その力を溜めて勢いよく吹き出す、あたらしい観光地ができるんだろう、とわたしなりにまとめながら、帰途につきました。

 

 

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