宮津エコツアー · yasuda

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丹後縦貫林道の五つの区間のなかに、角突山線、という区間があります。地図にはあるんです、角突山、628m。なぜ山の名を角突きというのか一見不明の角突きという名。その謎は、木子国営農地のススキっ原から丹後半島東側の稜線の山々を見ると解けます。

角突き山

一本角のように尖った山、おそらくそれが山の名の由来!木子の方かあるいは小杉や野間から世屋日置へと古道を往来する人たちが、ランドマークとして命名されたのでしょう。

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さて、それにしてもススキ原にするために国営で造ったわけではないのですけれど、遷移をススキの状態で止めておくのにもお金がかかっているのですから、楽しまないともったいないです、歩きにいらっしゃいませんか!

 

雲海を目的に鬼嶽稲荷へ。

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その足で裏山の落葉広葉樹林も

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この一角にはブナを中心とするトチ、ハリギリ、いたやカエデ、さわぐるみ、しかも巨樹が多く、貴重なエリアです。

そして、鬼の博物館、正しくは「日本の鬼の交流博物館」。

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ここの展示物は充実しています。

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楽しくほっこりと肩の力が抜けてデトックス感があります。

さて、丹後天橋立大江山国定公園について、『丹後半島の「海岸」、その背後にある「高原」、大江山連峰の「山容」と変化に富んだ表情豊かな公園』と、京都府丹後広域振興局。

変化に富んだ豊かな表情!とはうまい表現です、わかるようでわからない。コロナ禍でのツーリズムに求められることは、マイクロな視点と言われます。丹後天橋立大江山国定公園の表情のとらえ直してみる必要をかんじさせてくれた、大江山エリアの、お楽しみスポット探索でした。この丹後天橋立大江山国定公園のお楽しみスポット、例えば30くらい挙げて、有機的に結んでみたいですね。

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ちなみに、各地区の特徴を参考までに。

各地区を示す位置図

1 丹後半島海岸地区(現若狭湾国定公園区域)

丹後半島海岸地区は、日本海に面し、岩礁海岸や砂浜海岸、砂州など、多様な海岸地形となっています。

この地区は、半島が持つ多様な地形に併せ、砂浜や奇岩、砂州、島、岬など、さまざまな海岸景観があり、歴史的資源などの文化景観を含め、海岸独特の自然風景です。

2 世屋高原地区

世屋高原地区は丹後半島の東側に位置し、権現山、太鼓山、依遅ヶ尾山、金剛童子山など、標高500メートルから600メートルの稜線が連なる高原地形です。

この地区は、府内有数の広大な落葉広葉樹林帯と谷を流れる渓流や希少な草花等による山間景観、山頂から真下に海を見下ろす半島ならではの眺望景観があり、棚田や歴史的資源などの文化景観も包含する多様な自然の風景地です。

3 大江山連峰地区

大江山連峰地区は、丹後半島の南に位置し、西から赤石ヶ岳、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚、鬼の岩屋、杉山、赤岩山、由良ヶ岳と、標高600メートルから800メートルの稜線が東西に連なっている連山地形であり、この地域を代表する山です。

稜線からは360度の視界が広がるパノラマ景観や連山の山岳景観、鬼嶽稲荷神社から見る海原のような雲海と、多様な自然風景を望むことができます。

また、当指定地域は、日本三景の天橋立そして、丹後王国さらには、大江山の鬼伝説など歴史や文化にも彩られています。

指定を契機に、関係市町及び既存の活動とも連携しながら、積極的に府民ぐるみで地域の自然を守り育てる取り組みを実施していくとともに、当公園の魅力ある地域資源の利活用の活動を府民協働で展開していく予定です。

日置・金剛心院裏手のヒガンバナ。

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赤米田の畦にヒガンバナ。

20201002_100921 加悦・有熊の古民家のそばのヒガンバナ。

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秋の主役花なのに、秋の七草に歌わなかったおくらさん、

「秋の野に 咲きたる花を
指折り(およびをり)
かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花葛花 撫子の花
女郎花 また藤袴
朝貌(あさがお)の花」

ヒガンバナになにか落ち度でもあったのでしょうか。20201003_153727

自給自足を旨とする木子のペンションは、名前も「自給自足」。

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ともかく「地元足下」の素材へのこだわりは、半端ではありません。

今からいく、なにか食べさせてもらえるものはないか、背中とお腹がくっつきそうなんやと、飛び込みオーダー。

なんなっとつくったげるわ、まあいらっしゃいとつくってもらったのが、この「おにぎりセット」。

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さて、彼岸。

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世屋は、高原の里です。

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澄んだ空気と濃い緑が花の色を引き立たせます。

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「こんな処で咲いてみたい」と花のつぶやきが聞こえます。

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コロナ禍を生き抜くキーワードの一つは「地元足下」。この秋は、世屋高原にどうぞ!

季節の花と、「自給自足」のおにぎりとおかあさんの「自給自足人生の語り」とが、心と体のリフレッシュに一役買ってくれますよ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウモの浮く水面をホタルが舞う!

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露草は別名、「ホタル草」と言います。青い花弁を羽、黄色い花粉をホタルの放つ光に見立てた命名です。

さて、ほぼ見通しがついたサンショウモ保全。

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安全を保障された環境では、持ち前の野生を相当パワフルに発揮するようです。

一方、それだけに、安易な水田復帰も見通せません。

絶滅寸全種「サンショウモ」の行方、今後の課題は、その存在の市民化ということになるのでしょうか。

生物多様性を文化に!

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嵯峨御流の庄司先生は、万葉花を生け花に!をテーマになさっていますが、そういう方向にもヒントがあるかもしれません。

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「わたしも応援しているよ」とコウノトリ。

 

この雲の染まり方、尋常ではありませんな!

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日置の山に沈んだ夕日が、雲を、朱いオーロラのように染めたのです。

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「西の国に、禍をもたらす物がなにやら入って悪さをしているのかもしれませぬの」

東の空も、怪しく染まっています。

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大雨、出水、大風、地揺れ、天地の異変を伝えているのかもしれぬ。

用心に越したことはないぞ。

いかにも、、、、

東の方といえば、懸念されるのは若狭、越前の輩の動きじゃ、その備えはどうじゃな

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中世、一色時代に丹後半島物流の要だった日置の衆の会話が聞こえそうな、夕焼けでした。

何事もなければよろしいなあ、

 

色づいた森本田圃に舞い降りたコウノトリ。

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お・ぬ・しー 米、食い荒しに来たかぁ!

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お、ノーノーノ!

稲刈りの手伝いにきてくれたか!

ノーノー

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米を食うのでもなく稲刈りの手伝いでもないとしたら何しにきた?

のっしのっしと迫る大きな体に驚いて飛び出す無数の虫、イナゴ。それをついばんでいるのです。

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人の健康にいい農法は、「害虫」も発生させます。しかし、その大発生は、他の生き物のありがたい食料となり生物多様性を育みます。

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コウノトリ田圃の豊作のお相伴にあずかることを楽しむように、無心についばんでいました。

さて、猛暑でも8月は終わり、花暦は確かなもの、

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サルスベリが9月の始まりラッパを吹き、

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コスモスが、フルートを吹いて、交響楽「四季・秋」が始まります。

 

夏緑樹林(かりょくじゅりん)の森を見学に来たのに、目の当たりにしたのは、秋でもないのに緑の葉を褐変させている中心樹種のコナラやミズナラたち。

ナラ枯れ、この暑さが進行を加速させたのでしょう。

20200816_160648ナラ枯れ

どうする?

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どうしようもない、様々な生き物、植物や動物や菌類が協力し、競争し、利用しあいして複雑なネットが張り巡らされているのが森だ。特定の物に人が安易に肩入れしてその関係を崩すことが多い、

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カシノナガ木食い虫も子孫を残すためによく進化した虫で、彼らにも理屈がある。

ミズナラなどが攻撃されるのを喜んでいる樹があるかもしれないってこと?

あるかもしれない、あえて手をいれないことも大切。

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ほっとくの!

ドングリがならないから森の生き物は食料危機に見舞われる。

地球の酸素が少なくなる。

ナメコがたくさんはえるぞぉ!、、、、それ不謹慎。

夏緑のかりょくが枯れ木かれき樹林になっちまうのも、景観上よろしくない

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町にコロナ禍、森に樹食い虫禍、始めは点、それが面になって広がっていく光景も衝撃です

木を一本守れば、それで生き延びるネズミやヘビがあるかもしれない。

巻いてみるかぁ、時期を失したかもしれないが!

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この木で遊ぶ子どもがいるかもしれません

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※本種は「養菌性キクイムシ」と呼ばれるグループに属し、幹に掘ったトンネル(孔道)の内壁に繁殖した菌類(酵母)を食べて生活している。体には、マイカンギアと呼ばれる菌類を保持する特殊な器官があって、枯れた木から生きている木へと菌類を運ぶ。本種と強く結びついている菌類としては、カビの仲間であるRaffaelea quercivora[1](俗に「ナラ菌」と呼ばれる)がよく知られる。

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このナラ枯れの発生は、林道沿線に一昨年から散見されており、警報レベルの情報はだされておりましたが、いやはや!という感じです。

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以上、夏山リポートです。猛暑の影響を受けての被害が出ているとはいえ、丹後の誇る夏緑樹林の木立を渡る風は下界とは比べられません、上がってこられてはいかがですか。

ここのウオークが9月連休に海星公園スタートであります。ご利用ください。

40度に迫る苛烈な暑さは、一瞬で気力意欲を奪います。

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そんな真夏のじりじりと刺す日差しを楽しむかのようなゆとりは、真夏最強の左うちわ花。

「利き手でない左手でうちわや扇をゆっくりと使う姿は、あくせく働く必要がなく、ゆったりした生活を送っているよう見えるため、「左うちわ」や「左おうぎ」と言うようになった。※一般的に利き手が右手であることから。」

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それにしても、完璧ですね。空の青 花弁の白、花中央の赤、そして、真ん中に雌しべ雄しべ! 

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高原の里の虫たちを確実に招きます。

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高原ならではの澄明な大気のなかで引き立てあう空の蒼と花がピンクなら雲は白の組み合わせ、これはまさしく「花美世屋」、一見の価値ありですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウモは残せる、増やすコツもわかった、サンショウモは増やせる!

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けれども、それでことは終わりません。

「農家や稲にとって強い害を及ぼす雑草である

そんなものを保全することに、何か意味があるのかね!」

この問いかけに応えられないとあきません。

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「そうやねぇ、、、ダニやぶとみたいなもんか、、

そうや、ヒルみたいなもんや!

「ふーむ」

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どうだろう、その花、花と組み合わせてみれば!

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花と?!

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稲作と組み合わせるから「強害雑草」だ。

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けれども、相手を変えると違う意味が出てくるのではないだろうか。

キキョウも加えてみたらどうだろう!

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サンショウモは、稲作以前から存在し、化石としても残っているほど旧く生命力の強い生き物です。たまたま人が作った湿田の状況が気に入って稲作を受け入れて生育を続けてきたのです。

堂々のサンショウモ活けは、基準を人において、意味を論じがちなのだけれど、それがいいのかどうかに気づかなくてはいけないのだと語っているようです。

サンショウモは、「わたしが主役の生き物世界つくりをしなさい!」とささやいているのかもしれません、、、

 

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