宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

2012/08/15
5月の連休に世屋ガイドウオークを利用してくださった大津のTファミリー、この夏、再び世屋を訪れていただきました。

前回もこんな大雨でお迎え!龍渓!

ブナの樹幹流!

ハハハ!こ゜めんなさーいね。そのとき世屋の田んぼに植えた苗、日置仕様の苗を世屋に持ってきたので苗も戸惑っていましたが、地元のお百姓さんが、「我が子」と一緒に育ててくださっています。その稲と、ご対面!


「大きくなったね!」


「君もしばらく見ないうちにお兄ちゃんらしくなったよ」

ちなみに今回のせや来訪のきっかけになったツアーは、川と暮らしのつながりを考えることをベースにした世屋の里川巡り。汐霧荘から紹介されたとか。

世屋の川の改修の歴史や課題など、大人の話もありました。

が、すっかり地域の少年になって質問を出していたのに感心しました。、棚田保全と農薬を使わない農業の話も聞きました。


エコツアーの立場からそういう人と自然に優しい暮らし方を試みてきた結果姿を現した生きる化石「サンショウモ」を紹介させてもらいました。


「これ、ほれこのサンショウの葉とにているだろ、

サンショウモというんだよ、このままの姿で長い間いきてきたんだって、どれくらいだと思う T君!」
(うーん、100年!)
「そのあとに0が六つつく、恐竜の時代から生きているんだよ」
(100000000,一億年?!」

2012/08/15
漢字はおもしろい!あらためて思うのが。萩。ノ木偏に火、これは焼き畑のことでしょう、そのあとに蕎麦や小豆を蒔きます。

そういう仕事をするのが、秋。その頃に咲く花、草、というので、くさかんむりを載せて萩!萩は秋そのもの、

その意味で、山上憶良さんも、「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝がほの花」と萩を七草の中でも、筆頭に置き、万葉集の中でも、140種をしめるという破格の存在です。その人気の秘密は、はえぎ、というのがはぎの語源ということ。その生命力にあるのかもしれません。春、5月の始め。

そして8月。

さて、萩は草か木かどちらかといえば、さてどちらなんでしょう、毎年再び株元から新芽を出し成長し、枯れます。大きくなり続けることはありません。しかし、枝を折ればポキン、「木」です。はえぎは生える木ですから、木の認識はあるのでしょう、しかし、漢字はくさかんむり。萩のややこしさを表しています。

2012/08/15
盆も中日、

野山はめっきり秋めきました。

そんな中で目立つのは、「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴 朝がほの花」山上憶良が57577・31音にまとめ上げた花たちです。しかし、、藤袴 朝がほ(キキョウ)はさすがに、世屋高原でも自生では見られません。我が世とばかりに繁茂しているのが「萩・尾花・葛花」。


そんな中で微妙なのが、ナデシコとオミナエシ。ナデシコよりもさらに生育が微妙なのが、オミナエシかもしれません。

世屋の農家の畑の一角で元気に咲いています。

それらは山から持ち帰って植えたものということですので自生状態でもあるかとおもって心がけて山野を見てきましたが、確認できたのは、二株です。そんななかの一株!

生育していたのは水田と畑と林の間の草原です。

あたりにはナデシコも咲いています。やはり、人と自然の接点に生きる花です。

2012/08/13
8/11 蓮の花が咲きました。

地下水の湧く「じるた」は、生き物の天国。


ところで、蓮とレンコンは同じものですか、こんな質問が出ます。感じでかけばすぐわかります。レンコン=蓮根。蓮の地下茎がレンコン。
掘りあげは10月の下旬から。

(↑ 2011,10,27)

Yさんの栽培するこのせやレンコン、

地物の新鮮さが人気で引っ張りだこです。
また、先が見通せるということで正月料理に欠かせません。ところでレンコンの穴の数はいくつ?。(5,6,7,8)

2012/08/13
ヒルガオとアサガオはよく似ています。しかし、違うところがあります。アサガオは種をたくさんつけます。

いっぽうヒルガオは殆ど種子をつけません。
でも、ヒルガオの花は野原のあちこちにたくさん咲いています。

竹や笹のような地下茎による繁殖法をもっているため、種によらずに繁殖できるのです。しかも、このヒルガオの地下茎ときたら僅か1節の茎断片からも旺盛に萌芽するというのですから、とんでもない増殖力です。地下茎をバラバラに切断しても、そこからまた新しいクローン個体を形成するのです。
ちなみに、ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属多年草。アサガオはヒルガオ科サツマイモ属。一年草。また、ヒルガオの花言葉は「絆」。

タフな繁殖力を持った地下茎が、その言葉の根拠だということです。畑に入ると駆除困難な植物ではあるものの、今の日本に必要な花!

2012/08/12
草花の和名はあくまでも標準。地域ごとに、暮らしごとに名前があります。この間、広島の墓に咲いていたキキョウを地元の人は、ヒガンバナとおっしゃっていました。タニウツギをコウジンバナという地域が丹後にあります。
そこで、さっそく問題です、カチグサという異名を持つ夏の花があります、それは次のうちどれでしょうか?
1 へクソカズラ


2 コナギ


3 オモダカ


4 ツユクサ

答えは! 3 オモダカ。着目したのは葉の形。名付けたのは、戦いに明け暮れた時代のサムライたち。この葉、矢じりの形に見えませんか。矢じり草でもいいのですが、退けられました。自分たちの明日がその矢の当たり外れにかかっているとなると、その矢じりに似た葉のこの草の繁茂はいいお告げ、つまり勝利のお告げそのものです。そこから、カチグサ!
現実的には手強い雑草です。草取りも大変です。そんなとき、カチ草がはえたね、ありがたいことだと思いながら除草する方がテンションとしては下がらないじゃありませんか。
オモダカ、どう見たって人の顔には見えないし相手への尊厳の思いのないところから農薬で除草への道はすぐ。ちなみに、他の異名、ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど。

2012/08/12
知人から、依頼がありました。京都市内の職場のグループで、研修を兼ね宮津へいく、お任せするから噂の世屋の案内を頼む!という内容です。一行は車二台に分乗、8人。前日は福井は小浜、明通寺の中嶋哲演師のお話を聞いてこられ宮津うらしま荘で一泊、その帰りの半日、という事情です。
いきなり世屋に上がったのでは芸がないじゃないですか。そこで、描いた絵。

1 合流時間PM9;30
合流場所 丹後ふるさとミュージアム

※お盆で無料開放  藤織りその他丹後の古代からの歩み、海の暮らし山の暮らしの見学


2 成相山 大展望台    宮津の海里山のつながり 歴史
逆杉見物


3 成相寺参拝


左甚五郎作の真向きの龍 強調  山号寺名の由来と世屋の里との関係


4 下世屋龍渓橋   龍の想を得たところ


5 上世屋宮ノ前棚田
6 上世屋 合力の家


井之本さんに案内を依頼
棚田保全民家再生暮らしの技伝承に関わる想いなど話していただく


7 岡の前ナデシコ群生地
なでしこジャパンの歩みと里山振興


12;00発
8 昼食場所リスト
(まるたん蕎麦・天橋立ワイナリー農村レストラン昼食バイキング・お食事処ニュー喜楽屋)

先導して案内。費用は、一人 成相寺入山料500円 合力の家お賽銭。仕上げをナデシコ自生地にしたところが味噌。

食事場所は、三店リストアップ。前者2店はこみあっていた。ワイナリーのバイキング、90分1600円はお奨めかも。
隠れた名店はお食事処ニュー喜楽屋。夜回り先生・水谷さんも訪れたとか。

店内に多数の絵画写真。みんなマスターの手になるもの。お奨めは、海鮮丼!
さて、目に見えない道を見つけて物語をつくるのがガイドの仕事、

でどうでした?
「中身の深いコースだった。」「有意義だった!」

ようわからん感想ですが、思いのあるコースだったというのは伝わったのかもしれません。世屋への道、数ある中の一つとして手応えを感じました。

関心のあるかたは、下記へご相談ください。
世屋・高山ガイド部会 090-7346-4639  (安田)

2012/08/12

植物にとって最悪の場所、乾燥した荒れ地、

そこに悠々と生きているスベリヒユにマイク向けて見たら、、、!
Q どうしてそんなにタフなの?
A 昼間気孔をしめてるからさ
Q 二酸化炭素はどうするの、水分は逃げないかもしれないけれど、  二酸化炭素は気孔からとりこむのでしょ、閉じてたら光合成できな   いじゃない!
A そこが企業秘密!ま、特別に教えましょう、二酸化炭素は、夜の間に気孔を開いてを吸収して、リンゴ酸に変えて貯蔵しておくんだ
・・・・
こんなQ&Aになるのでは。

気孔を閉じれば水分は逃げないけれども二酸化炭素が取り込めない、その問題をスベリヒユは涼しい夜の間に気孔を開いて備蓄しておくという形で解決した植物なんです。


こういう能力を身につけた植物をCAM植物というそうです。ベンケイソウ科、サボテン科、などもそういう能力を持っています。

 

2012/08/11、
うたさんたちが植え付けていたのは6/11。

二ヶ月後の畑。

粟が穂を出しています。

粟はエノコログサを原種にするぐらいで、丈夫で、間引きと土寄せをきちんと行えば、丈が伸びるので雑草も生えなくなる作りやすい穀物ということ。ちなみに刈り取りは、9月の下旬。

(↑ 2010.9.21)

あと一月。今までは草を伸ばすのに栄養を費やしていましたが、これから実にどんどん蓄えていきます。

2012/08/10
きんじろうさん 精がでますなあ
きょうはどこの田んぼへ!

上農は草を見ずして草を刈る!とおっしゃったのはあなたでしたっけ?

風がよく通り、光のあたる田んぼ、上農の仕事です。

健康に育てられた稲から美味しい米は、穫れます。
色づき始めた稲。

まだ穂は立っています。現在、穂に栄養を搬送中。まもなく頭を垂れ始めます。
畦には、オモダカ。(オモダカ科 矢じり型の葉が家紋になっている)

あぜむしろ(みぞかくしとも。キキョウ科)。


休憩所のハギ、これはマルバハギ。花が美しい種類です。


我が宿の萩咲きにけり 秋風の 吹かむを待たばいと遠みかも   大伴家持
<萩の花が咲きました、秋風が吹いてくるのを待ちきれなくて。>
万葉集の中に萩は141首。万葉時代は、大陸の文明の大規模な導入時代。大和地方の平地や丘陵の自然林に火を入れ田畑や住居を造成した時代。そんな開墾地に真っ先に生えるのは、ススキ、ハギなど。稲の実りの頃に咲く花。桜が春の農神の依り代なら、ハギは、秋の農神の依り代。格別の思いで万葉人は見ていたのではないでょうか。

野菊 野菊の坂の一番花

 

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