ハスが満開です。
うむハス、、、、、。
ところで、ここのたんぼのハスは、「メダカ」がきっかけだったと話してくださいました。
メダカ池を作っていたのだ。
けれど、知人の薦めでそこにハスを植えた。
そしたら、こうなった、ハスの繁殖力はすごいもんだと! 、、、、、なんなら分けてあげますよ、、、!
素敵なビオトーピストのお仕事でした、Mさん、もらいますか(^.^)
世屋・高山ガイド部会の活動ブログ
日置の扇状地へと出て、堰堤を落ちる水、
ブナの葉に降り、ブナの幹を走り、湿原のミズゴケを養い、棚田を潤し、龍渓を降って、海、直前、世屋の山水のすべて(^.^)。
アユがのぼるのも見えます。
上流へ上流へとのぼることを体が覚えている若アユ。
でも、、、、ここからうえには行けない、
助走をつけるよどみがないからです。これはいけません!アユにとって(´・ω・`)。
アユの遡上力の研究があります。
、、、、、
川に遡上してくる稚アユの堰斜面遡上力はどの程度あるか?
岡山県高梁川潮止堰での調査結果
(堰の斜面確度=30度、越流水深2~3cm、流速=150cm/秒)
堰の斜面を登る距離を調べると、個体によるバラツキが大きいが、80~120cm登るものが多く、最高で130~140cmだった。140cmを越すものは1尾もいなかった。
堰斜面を50cm以上登ったものの登面スピードを調べると、毎秒25~35cmのものがもっとも多かった。つまり1mの斜面を登るのに3~4秒を要する。
この調査をした小山長雄氏は、「高梁川の堰にしろ櫛田川の堰にしろ、この種の、越流型の流下堰面は2m以上はあるので、稚アユの遡上は完全に阻止される。これを防ごうとすれば、斜面角度をゆるやかにして流速を下げるか、流下堰面の長さを1m以下にするしかない。それが不可能ならば、堰面の途中に階段式魚だまりを造成し、ワン・ステップおいてアユを越提させるなどの方法もあろう。」と述べている。
(稚アユのジャンプ力は、止水中では平均25~30cm、流れがあり水が落ち込んでいる場合には60~70cmとびはねる。
稚アユのジャンプ力からすれば50cmくらいの落差は飛び越えられそうに思えるが、実際はジャンプしたアユが流れを体側に受けるように落下することが多いので、飛び越えられる落差は30cmくらいだそうだ。)
※稚アユの遡上 – Biglobe www5e.biglobe.ne.jp/~tomozuri/ayu0-2.html より
ここに、自分たちの飛び越えられない「魚止め」がある、それはなぜだとアユに説明してあげてください(`ヘ´)
それにしても、ここは、やはりアユの立場にならざるを得ません。上に上がること、生育範囲が広くなると産卵数も多くなる、稚魚も増える、稚魚が増えればそれを補食する魚も増える、、、単純な理屈です。川のアユはたんぼのカエル、小川のメダカと同じなのです。また、世屋川や波見川も含めてアユの遡上困難な堰堤という生育環境の問題、これは上流の民の皆さんのためだけではありません。橋北の海の漁業者、宮津の海に釣りを楽しみに来られるお客さんのため、でもあるのです。海に降った稚魚は河口から4キロの範囲で生活しさらに母川にのぼってくるのですから。
こういう看板もいいです。けれど、これで責任が果たせたと言うことならちょっと疑問です。河川環境が生き物にとってよくないのなら積極的に変えていく、そういう立場にたって改善を図ってほしいものです。
それと、もう一つ、アユの生息できる日置の清流は、世屋の森林が守っていることを考えれば、世屋川の河口から上流、源流まで一体の物として、「自然環境特別保全地域」とすべきではないか、そういう思いを強くします、新議員と市長さんを選出して新しい宮津を作ろうという動きが始まっています、こういうことが町の魅力になると思いませんか(^.^)
※雨でした。せっかく申し込みがあって、台風一過の晴天を予定していた「ここよみ」掲載のブナ林トレッキング、中止にせざるをえませんでしたので、水と生き物の話題!
丹後藤織り保存会三十周年記念作品展!
上世屋合力の家会場。
「谷をわたる風」という暖簾、帽子には「太陽と遊ぼう」一つ一つの作品につけられたタイトルも素敵です。
さて藤、その花は、黒田家の家紋なんですってね。
官兵衛最大の危機幽閉の牢の格子の向こうに咲いていた藤の花に希望をもって生き抜いたからと、NHKでは紹介されていました。一つの植物が、家と人生を救う、そういうことがあるんですね。
休憩所のフジ棚は、世屋の里や丹後の山の中に眠る村々の記憶そのものとして設置されたものだです。あらためて見直しました。フジ棚らしくなってきました。
ところで蔓が繁るのはいいのですが、下の草も繁茂します。それを刈っていただいているのが、Mさん。
+ワン、それが、「考える力、支える力」なんだろうと思いました。
ちなみに、古代、季節は色で表されました。春は青!青春。夏は朱。秋は白、北原白秋。冬は玄。藤の花の色「紫」は、青と朱を混ぜた色です。春から夏にかけて咲くので、「二季ふたき草」との別名を持つと、倉嶋厚さん。※「花の季節ノート」玄冬舎 刊。
篭神社前をいく世屋最終便のバスの右前方に!
すごすぎる(^.^)宇宙戦艦ヤマト、、、
、、、、、、
西暦2199年。ヤマトは大マゼランを後にしようとしていた。
目的地イスカンダルで〈コスモリバースシステム〉を受領したクルーたちの間には穏やかな空気が流れていた。その矢先、ヤマトは大マゼラン外縁部で突如出現した謎の艦隊と遭遇する。
彼らは〈ガトランティス〉を名乗り、ヤマトの引き渡しを要求してくる。
戦闘を回避し地球に急ぎたいヤマト。だがその前に未知の生命体まで出現し行く手を阻む。
間一髪ワープするヤマトだが、その眼前には、薄鈍色(うすにび色)の異空間に浮かぶ惑星の姿があった…。という先触れ、、、
篭神社、このお社の神様は神代、匏つまり「瓢」の船で故国をたびだたれこの地に根をおろされたそうですけれど、、、。
ところでバス背面右下の「ヤマト」、漢字では「大和」と表記すると思いますが、アズキと小豆の関係と同じで無理があります。どう読んでも読めません。もともとミャンマーのあたりにある地名、そこにゆかりのある民族がもってきた言葉と考えられるという人もあります。
「「やまと」の語源は諸説ある」というウィキペディアはヘブライ語で「ヤ・ウマト」=「神の民」とする説もあると紹介しています。さて、宇宙戦艦ヤマトの作者は、どの説をとられているのでしょうか、、、。
夕焼け!11日の 19時36分ころです。
小町温泉にはしりました(^.^)
さて、スキ周枳とオオノ大野をみおろす小高い場所にある小町温泉の夕焼けを映すカーブミラー。
このカーブミラーの背後から月が昇ってきました。まさしく、月は東に日は西に!
空を染めて沈む夕日と黄色く染まりながら登る満月とは、二大天体です。例えば、太陽は体、、月は魂、,そう考えればこのふたつを同時に見ることができる場所というのは信仰上からも大事なところになります。

スキもオオノのオオも朝鮮半島新羅に由来する言葉だと澤潔先生。
時の王者の眠る場所は、夏至に太陽と月を結ぶ東西線の、そして展望のきくところ,そんな場所が選ばれたのかもしれません。
私のうちの小字は「クジラ鯨」といいます。昔は海だったとまことしやかに言われていましたが、そんなことは考えられません、これも半島語だと聞きました。
このカーブミラーは、渡来した彼らによって、米作りや死と蘇り二かかわる何か大切な祭祀が執り行われた場所に、立っているのかもしれません。
特別警戒警報が出される大型台風が日本列島を縦断する!という予報に、日本中緊張に包まれました。
とはいっても家周りを少し片付けるくらい。
あとは空を見るばかり。そこで、台風雲ウオッチ。
9日 11時26分46秒 小町温泉から奥大野、常吉方面の空
9日 19時23分57秒 与謝野町ケーズデンキ付近の大江山方面
10日 16時19分17秒 阿蘇海から由良ヶ岳方面
10日 16時27分36秒 江尻から宮津方面
10日 17時25分41秒 世屋高原から若狭湾方面
10日 18時58分08秒 江尻海岸から栗田半島若狭湾方面
10日 19時00分08秒 世屋バス最終便
さて、強風圏内ではあったけれど丹後地方には大きな被害なしにいった台風8号。強い雨風に警戒を呼びかけるテレビニュース 土石流の現場の息を呑む現場中継が続きました。
上は、世屋高原休憩所。10日 17時38分50秒!
それにしても天気予報の精度がここまで上がるまでは、何かおかしいという勘で予想していたはず。雲の造形の観察に長けた人が異常を見つけ里に警戒を発し、みんなが備えをすると言うことになっていたのでしょう。その勘を磨くのは観察の積み重ね、どんなことでもそうですが、それしかありません!、、、、痛めつけられた何十もの村の復興に取り組んだ金さんがそういっています(^.^)
カボチャの花をから出てきたミツバチ!

美味しいホコホコカボチャが食べられるのは、花を訪れた小さな一匹のムシのおかげ!さて、このミツバチ異変に気づいてからネオニコチノイドという殺虫農薬ではないかイヤ違う濡れ衣だといろいろ言われていましたが、やっぱりそれだ!という研究がかの「ネイチャー」にと、七月十日付けしんぶん赤旗。
作物を食べる虫、困るのはたしかです。(´・ω・`)が、困らせている物を除去するために、目的外のものも大量死しそれに命を委ねていた鳥たちも減少するという生態系の破壊が、ネオニコチノイドという殺虫農薬使用急増によって起きているという研究です。
アジサイの花で吸蜜するミツバチ!
合歓の花を訪れたクマンバチ!
EUでは、怪しいとされた段階で使用禁止に踏み切っていたといいますが、そうでなくではいけません!
水が少なく、日差しも風も強い場所と言えば生き物、特に動けない植物にとっては最悪であるのに心頭滅却すれば、、、の権化のように咲くのが、海浜植物。篭神社から伊根にに続く湾岸にもそんな物が生育しています。
今盛りなのが、これ。
「ハマナデシコ」です、見るからに厚く固そうな葉と茎。河原ナデシコの海浜進出型と言うのでしょうか。
さてナデシコと言えば、七夕にもかかわっている民俗習慣があると言うことです。
上伊那郡小野村地方での言い伝えで取材されたのは柳田國男さん。
■ むかしむかし一人のお爺さんがおりました。ある日、 なでしこの花を植えるとそこに天人が降りてくる話を聞いたので、 その種をまいてみると本当に天人が数人降りてきて水浴して遊んでおりました。
お爺さんはその天人の羽衣を1つ隠して、困っている天人を家に連れて帰り、 その天人と楽しく暮らしておりました。
そんなある日のこと、お爺さんは天人とだいぶ仲が良くなったので、 どこに羽衣を隠してあるかを話してしまいました。 すると天人は早速羽衣を探し出してお爺さんにこう言いました。
「もし私に逢いたいと思ったら、馬屋の肥料を沢山積んだ上に青竹を立てて昇ってきなさい」 と言い終わると、さっと羽衣を身につけて天に帰ってしまいました。
お爺さんは、さっそく天人の言う通りにして天に昇って行き天人に逢うことができました。 しかしお爺さんは天では何もすることがなかったので、畑で瓜の収穫の手伝いをしていました。 天人は決して瓜を食べてはいけないと言いましたが、お爺さんは二つ食べてしまいました。
ところが突然その瓜から大水が出てたちまち川になってしまいました。 その川でお爺さんと天人は別れ別れになってしまいました。 これからは月に1度逢うことにしようと言ったのを、アマノジャクがわきから出てきて、 「1年に1度だぞ」と言ったので、今でもこの日「7月7日」にしか逢えないと言います。
○年中行事覚書・講談社学術文庫124にあると
天文民俗学目次www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/afmain.htm さん。
七夕とナデシコと竹と羽衣、、、興味深く感じました。
突然ですが、吉田さん、馬屋の肥料を沢山積んだ上に青竹を立てて昇ってきなさい!と天人。、、、青竹ですよ、、、ちなみに丹後の羽衣は瓢箪のツルを登ったということでした、、、、「□□産ハマナデシコ」の保全を竹林再生に加えてください、この、ハマナデシコも「ナデシコ科」です。今後の環境冬の時代を生きなければならないにんげんは、こうした海浜植物の生き方こそ学ばなければなりません。加えて、この種は京都府レッドデータ要注目種のものです(^.^)