宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

「遊び方を知っている大人たちへ、ホンモノを知っている大人たちへ、美食を知っている大人たちへ、知りたがりの大人たちへ。 知的な大人のための関西発の情報誌、旅・食・モノなど大人の贅沢な時間、スタイル、こだわりを追及する雑誌です。」と謳う 雑誌「大人組」!

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購読者の感想 ①

「関西限定の内容で、ミドルエイジからシニア層対象の情報雑誌ってあまりないですね。一度は訪れたことのある場所や聞き覚えのある地名が出てくると、なんとなく心が騒ぎます。そんな情報が満載の「大人組」を家族で読んだ後、医院の待合室のマガジンラックに収まり、最後はヨレヨレになってお役御免というのがうちのサイクルになっています。お勧めの一冊ですね。」

今回の特集、「はなより丹後 京の海』

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購読者の感想②

「関西在住で毎月読んでいます。「大人本」と銘打った本はたくさんありますが、これは企画や店選びにおいてひと味違う気がします。読み応えのあるエッセイも毎回楽しみだし。ありきたりな情報誌は読み飽きた、という人におすすめです。」

で、何をいいたいかというと、そのP43。

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購読者の感想③

「子育ても一段落して、少し余裕が出来てきた女性たちにぴったりの雑誌ですね。装丁が上品なのもいい。各号ごとの特集も興味をそそります。手の届く「非現実の世界」といったところでしょうか。それぞれのエッセイも個性豊かで楽しみです。特に私達の世代は「あのジローズのジンタン」の名前を見ただけで涙もの、毎回楽しみにしています。是非一度、手にしていただきたい雑誌です。」

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つまり、何をいいたいかというと、「ジャンル」におさまっていたら明日はひらけない、AというジャンルとZというジャンルとが会えばとんでもないスケールの化学反応が起こるかもしれないという対馬シェフのメッセージ!ウオーク&イート四回目は、このテラスをお食事会場にしていただく予定です(^.^)

集中豪雨が各地で暮らしを脅かし、ところによっては大きな被害をだしています。

世屋の里にとって、テレビが伝える山崩れ、地滑りなどは他人事ではありません、

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里の棚田地形は、その地滑りによってうまれたと言われているのですから。

テレビのインタビューに古老が「こんな降り方、見たことも聞いたこともありません」と答えられる豪雨に、この地も幾度となく襲われたのでしょう。

お見舞い申し上げます。

さて、なでしこにもこの雨は降ります。

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万葉歌人たちは、雨のなでしこも歌いました。

我が背子が  宿のなでしこ日並べて 雨は降れども色も変らず                 大原真人今城  巻20-4442

(何日も雨が続いていますが、あなた様の庭のなでしこは色も変わらずきれいに咲き続けていますね。)

天平勝宝7年(西暦755)5月9日、の歌と伝えます。世屋の開村と伝える804年に先立つこと約50年頃のこと。

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大伴家持の邸宅での宴で詠まれた歌と言うことです。

大伴氏は武門の家、家持さん自身も律令制下の高級官吏として政争の日々を送られたかた。歌の意図は、つまり、「ぶれませんね、ぶれちゃいけませんよ」というメッセージなのでしょうか(^.^)

「とうぎぼうし」ではありませんか、あるいは「トキソウとギボウシ」かも?

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まだ対応された様子はありません、、、しぶといM市教育委員会(`ヘ´)

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「植物学などの自然科学の研鑽場所として貴重な」おおふけ湿原も、ため息ついているのではないですか。

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今、盛りのノリウツギに交じって、オニユリ、見に来て欲しいと思っているのに、、、!

あるいはほんとに「ときぼうし」という種があるのかもしれません

「時紡師(トキボウシ)のお前でも」 海鳥の主な仕事は、その能力名の通り、断裂した時の 流れを縫合する能力を持っている。」

(凍える星の、時の中 | 美しい夜空)という文章にトキボウシ(時紡師)がおりますから。

ので、その時はあしからず(^.^)

 

林や湿地の中に流水環境が残されている世屋の里では、いまオニヤンマが見時です。

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(↑ 左上にいます)

林道や休憩所グランドなど広いところで待てば、行ったり来たり、またホバリングしたりしながら、餌を摂っているのに出会えます。
遮断機のバーのような黒と黄色のしま模様は、獲物の目をごまかすためでしょうか。
日本最大のトンボですから、成虫になるまで5年を要すると言うことです。

アマガエル 冷たいコーヒー ねだりおり

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あついあつい、ちょっとまっとれ こうたるで(^.^)

世屋への行き来に立ち寄る日置農協駐車場の自販機です。

見回すと、三匹いました。

アマガエルは、樹上での生活に適応し、動くものに反応して捕食するところから、自動販売機の灯りに虫たちの集まる自動販売機は格好の狩り場です。

すぐ逃げることがなく、子どもにも扱いやすいアマガエルではありますが、皮膚の粘液には毒が含まれているので、要注意です。

 

「コマツナギ」。と言っても、在来種と大陸系外来のものと二種が生育しています。しかも、同じ名前で出回っているので紛らわしいです※。けれども大きさ、生育地などで違いは歴然。在来のコマツナギは、地面を這うような低木、

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海岸の砂地が好きなようです。

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(↑ 広い葉はウンラン)

それに対し、外来種は格段に大きいです。

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マメ科ですので、新設道路法面緑化植物として持ち込まれて広がっています。

さて、この語源。コマツナギは『うま・馬つなぎ」。しかし、馬は馬でも、木の形態からいうと「小馬繋ぎ」であろうという説に賛成したいです。

在来のコマツナギは、ことびき浜の林などで見られます。

※ 外来こまつなぎを「木立駒繋ぎ』と呼ぶようになっているそうです。

五十河たんぼのイネ開花。

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イネは風媒花。穂を草叢から突き出すのは、開花時に花粉を飛ばしやすくするため。

イネは、短日植物。季節変化にともなうの日の長さ(日長)の変化を高い精度で認識し、開花誘導ホルモンを発現するのだそうです。

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娘女らに 行相(ゆきあひ)の早稲を 刈る時に
なりにけらしも 萩の花咲く
詠み人知らず

稲の日本伝来は今から約2300年前。正式な学名はオリザ・サティバ(Oryza sativa)。宮沢賢治は童話「グスコーブドリの伝記」で「オリザ」を自然が人類にくれた活力の源、生命の輝きの象徴として描いています。本歌の「季節の変わり目」をあらわす「行相(ゆきあひ)」は娘さんたちに「行き逢う」とイメージが重なります。

でも、ハギの花が咲いたので、ぼちぼち咲こうか、と言うのではないのです(^.^)

受粉を終えたら、イネは殻の内部に乳液状のデンプンが溜め、固めていく乳熟期に入ります。

 

 

ヒメヒオウギズイセンとヒオウギズイセンは違う、区別した説明が必要ということです。

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「ヒメヒオウギスイセン」がお供えしてある!と。

事情はこういうこと、、、 南アフリカに二つの植物が咲いていました。一つは、ヒオウギズイセン。もう一つはヒメトウショウブ。どちらもアヤメ科なのでこれをヨーロッパ人がかけ合わせた、それが、ヒメヒオウギスイセン。だから、ヒメヒオウギスイセンは、栽培雑種。

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明治時代にヨーロッパから渡来したのは、ヒメヒオウギスイセン。だから「ヒメ」をつけて説明しないと足下を見られかねない(^.^)

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それにしてもたかだか百年そこそこで全国津々浦々まで野生化した繁殖力は尋常ではありません。そのため、佐賀県では栽培抑制にのりだしたとか。

それにしても、① さすがに出自は南アフリカ。

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太陽色は見事です。 この花を乾燥させ湯に浸すとサフランの香りがするそうです(^.^)

Mさん、やってみますか!

それにしても、② おひめ様の片方の親御さんの「ヒオウギズイセン」にお目にかかりたいものです。

○、丸を描いてモチ食え!禅問答のお題。

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この丸い鉢にはメダカがいます。

サンショウモとイチョウウキゴケに覆われたわずかな隙間にたまに姿を見せます。

心優しい人にだけ姿を見せるようです。

幸運を呼ぶメダカ鉢、見にいらっしゃいませんか!

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世屋高原休憩所の藤棚下にあります(^.^)

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鉢丸ごとの販売も、相談承ります。ご連絡ください。

フジ織りの匠のお世話になって藤織り体験、

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その作品です。

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そして、竹取の翁のご協力を得てタケ容器、

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さらに、食の魔法使いによるかぐや姫弁当、

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みな丹後生まれ、丹後を生かそう、丹後を磨こう、丹後をつなごう、そんな思いと精進で築かれた丹後の宝物。ウオーク&イート三回目は、そんな皆さんの「豪華」なラインナップのツアーでした!
では、ガイド部会はこのラインに加われるのか(^.^)、

加われるとしたら、ガイドがいればこそ出逢える、里山世屋ならではの自然へいざなえるかにかかっています。
今回案内したのは、松尾たんぼの湿った草むら。じつはここに里山の妖精が息づいているのです。

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赤ちゃんの指先きほどの大きさのスプーン型の葉の先に光る露、それは、虫をおびき寄せる恐ろしい罠。「食虫植物」・モウセンゴケです、

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里山の自然は目に見えない無数の小さな妖精たちによって作られているのだと言うことに思いをよせていただければ、このラインナップに加われる!と考えました。

いかがでしたでしょうか。

「私たち、6月に宮津市民になりました」とおっしゃるお客さんもありました(^.^)

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紙コップのお水は、、松尾岳山の水源でいただいた世屋川の始まり水です。

藤棚レストランの隣のセータのお婆ちゃんが、スイカを差し入れてくださいました。

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「挑戦するやつ、応援しないと面白くならないでしょ。上世屋!」と。

体が喜ぶ・心が喜ぶエコツアー、一つ扉が開いたような気がします(^.^)

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