宮津エコツアー · 世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会

世屋・高山ガイド部会の活動ブログ

コンバインが走り回る五十河平野の二日、

IMG_9117

コンバインの動き方にせわしさを感じるのは、非常に強い勢力の台風が4日(火)には西日本~東海付近に上陸するという予報を知ってなのでしょうか、

さて、この平野で作る米について「丹後の大宮町五十河地域はブナ林としては北近畿最大級の内山ブナ林の麓、標高100mに水田が広がっています。この地で栽培されるお米がおいしいのは、昼夜の温度差と内山山系から流れ出る豊富なミネラルを含んだ清流の恵みと、農家の皆さんが栽培方法を研究しながら丹精込めて栽培したお米だからです。」と地質水質気候そして経験を積んだお百姓の合作がいい米を作ると高く評価してらっしゃるのは三豊商店のHP。

にしがきさんからも太鼓判のチラシ。

IMG_9351

米は、太陽エネルギーをいっぱい詰め込んで、人間に必要なエネルギーに変えるだ太陽電池、しかも一粒が2000粒にもなる、そして連作可能、こんなに優れた農作物は他にないと、竹村新一さん。

そんな期待の五十河のお米です、

IMG_9099

台風21号、痛めちゃいけませんで、、、出来たら急カーブで太平洋上にきえたくれないか!

 

 

夏の終わりを告げる秋雨前線の雲、この時間1日18時19分37秒!

IMG_8978

その10分後、18時29分40分、秋の始まりを告げる雲に変身!

IMG_9033

柿も赤、モミジも紅、秋の語源は赤き・豊穣の色、赤から、というのが有力。

IMG_9056

京都の秋は、丹後の海から始まるのです。

 

九月・丹後里山ウオーキングッは、奥伊根訪問!

img004

まず攻める「蝙蝠岳」の山頂。

IMG_7999

英語に直訳すれば、Bat・Mountainというしかない、山頂の形が蝙蝠の形をしているだろ!ちょっとちょっとそれってほんとう?

眼下の「伊根・舟屋の里」では伊根焼きギャラリーから向井酒造の利き酒へ、移動は海上タクシーで!

IMG_7065

お気軽にご利用ください。

それまでに、宿題。

IMG_7090

伊根で有名な「油屋」。その屋号の油とは、次のうちどれ、①鯨②鰯③鰤④菜種⑤櫨!

DSCF0487

さて、丹後半島をエコミュージアムととらえシェフとヨガとエコガイドの全力企画のコンセプト、あれこれおもいますが、これだぁと思ったのがこちら!

、、、、、、、、、、、、、、、

About us 馬喰町ART+EATのコンセプト

 わたしは長年、本や雑誌の企画・編集・デザインの仕事に携わり、またその延長線上でアートやパフォーマンスのイベント制作に参加してまいりました。その間、幾度となく、人と人とが出会い、互いに影響を与えあって、個を超えたより豊かで深い表現が生まれる現場に立ち会う機会に恵まれました。そんなとき、人は自分とは違う誰かの表現や行為を通して、より深く自分を知り、さらには自分を突き抜けてより普遍的な真実に触れる事ができるのではないかと感じてきました。また、人はほんとうは生まれながらに美しいもの、美しいできごと、美しい生き方を求める生き物なのではないだろうかと考えるようになったのです。

 略 人間にとってほんとうに美しいものとはなにか日々問いかける場所。その空間が気持ちよく、そこで流れる時間も、そこで結ばれる人と人の関係も美しい、そんな場所を作りたい。そこには生きるということの根源にある「食」の健やかな美しさ(美食ではなく)が欠かせません。ARTS & CRAFTS & FOODSをコンセプトとしたギャラリー+ダイナーというスタイルは、そのような考えから生まれました。

 略 いま、人と人、人とARTが楽しく出会う食卓の為に、敬愛するお二人のお力添えを得て、フードメニューを提供できることは、馬喰町ART+EATにとって何より嬉しく誇らしいことです。ぜひ一度お越しください。

、、、、、、、、、、、、、、

「人間にとってほんとうに美しいものとはなにか日々問いかける場所。その空間が気持ちよく、そこで流れる時間も、そこで結ばれる人と人の関係も美しい、そんな場所」という文。

そんな「場所」って丹後半島そのもの!

IMG_9269

エコツーリズム憲章でうたうコンセプトと重なるこの文にぞっこんです。ちなみに馬喰町とは東京のこと、「馬喰町ART+EAT」については、ネットで検索できます。

 

 

丘の前ではじまった稲木組みの準備作業!

IMG_8811

そこに世屋の金魚バス。

「台風がまたこっちへきそうげなこというとるなぁ!」と運転手さん。

IMG_8823

「そうだっちゃあ、ことしは7段にしてみようとおもっとるだっちゃあ!」

顔見知り同士のこの会話、解説がいります。

九月にはいって直撃しそうな21号、これも大型らしい。今年の夏八月に発生した台風は八個、九月にもたくさん来そうなことをいうとる。

稲木の段は今まで九段、しかし、受ける風のことを考えると心配になる、倒れたら直すのも大仕事だ、風圧を減らすのに二段分を減らしてみようと考えている、ということなのです。

油断なく自然を観察して手を抜かないこと、それが米作りは八十八手の意味なのでしょう。

IMG_8830

油断したらいかんというのは、この方にも、、、!

IMG_8622

一見のどかな秋の里山景観ですが、クライマックスにむけて、緊張の糸がピーンと張られているのです。

金剛童子山に登りました!

IMG_8752

山頂からは、竹野川流域の山林と田圃を河口から水源までパノラマ的に展望することができます。

IMG_8768

地形の形成や、ここで繰り広げられた人の歴史を思うのには最適ポイントです。

IMG_8764

守る会の手で双眼鏡が持ち上げてあり、その倍率は色づいて取り入れを待っている水田で働いている人を望むことができるほど。

IMG_8770

一級の丹後ビューポイントです、味土野にガラシャを訪ねるときに足をのばされても楽しいところです。

正確には金剛童子山は、もう少し先の峰。なので、このビューポイントを、「ガラシャ峰」とか、「ガラシャ平」と名付けたら、なじみがでて、登ってみようと思う人もふえるかもとおもいました。

 

世屋の河原ナデシコ。

IMG_8456

今夏は、とくに美しく咲き続けてくれました。

IMG_5149

その快調さには、なにかある!と思っていましたが、ヤングなでしここと、Uー20女子日本代表が世界制覇の偉業。

yjimageJJPIN5XZ

『アメリカとスペインという強豪が同居するグループCを2位で突破した日本は、試合のたびに成長し、準々決勝以降は安定した戦いを披露した。グループステージで敗れたスペインとの決勝は、3-1と快勝。見事に栄冠を手にした。スピードに乗った攻撃と優れた技術を駆使したパスワーク、組織だった守備とハードワークという攻守両面でスキのない戦いは、世界から称賛を集めることにもなった。』と報道。そしてその指揮官のコメント。

「きょうのこの日に、このトロフィーと一緒に帰国できたことを大変うれしく思います。そしてそのトロフィーを勝ち取ってくれた選手、スタッフを非常に誇りに思っております。このチームは一言でいうと、雰囲気がよく、ごはんもよく食べ、よく寝て、よくおしゃべりをして、そしてよくトレーニングするチームでした。なので、私はそのエネルギーを、ピッチでどう表現してもらうかというところにパワーを使いました。本当に選手たちの持っている力を、ピッチで出してもらうことが私の役目だと思って指導してきました。 立ち上げから一つ一つのキャンプ、AFCの大会(アジア予選)を通じて選手たちが本当に選手たちが成長してくれましたし、自チームの活動や今まで育ててくれた指導者の方、関わってくださった方への感謝を忘れずに今まで過ごしてこれたと思っております。そうした力の塊が、このトロフィーだと思っています」

世屋のナデシコの咲きぶりとナデシコジャパンの活躍には、太い相関関係があります。

IMG_4639

次は、東京へ向けてさきますよ、

 

快晴の丹後の空に現れた巨大なキノコ雲。

IMG_8301

(上 日置から伊根方面)

この積乱雲の出来るメカニズムをたずねてみると!

①真夏の強い日差しによって温められた空気は上昇し、気温の低下によって水蒸気が小さな水滴、つまり雲粒が出来る。、、、、これが積雲

②このとき、水蒸気が持っていた熱が放出され、空気は再び暖められて上昇する。、、、、、、、これが積乱雲 「積乱雲 でき方」の画像検索結果

③このとき、上空の気温が高いと、上昇はストップするが、上空の気温が低いと、上昇する空気は更に上昇を続ける、、、、、、これが巨大積乱雲。 おおよそこんなことでした。

さて、「天帝をくすぐりにゆく積乱雲 」と貝森光洋さん。

IMG_8295

貝森さんは③の状態を、「天帝をくすぐりにゆく」 と表現されたのでしょう。

雨がほしかったのですけれど、くすぐり方がいまいちだったのか、今日も快晴です。

出会い頭でした!

IMG_8155

なんでこんなところにいるんだよとばかりに鎌首をもたげ、チョロチョロ舌を出し入れしにらみつけて来たヤマカガシ、

彼は、天敵に襲われたりびっくりしたときにはと、背部をコブラのように広くして威嚇するというのは、本当でした

IMG_8158

ふといやつやなぁとびっくりしましたがびっくりさせるそれがねらい、相手に背中をさらして自分の警告色を見せ、毒があるとアピールするためといいます。

会った場所は草刈りがていねいにしてある畦。

IMG_8161

草が刈られているため、かれも、身をさらすことになったわけです。

ヤマカガシとは、山の案山子ではありませんよ、これは押さえておくべきです。

インタビューしたところによると、「『かがし』とか『かがち』というのは古語でへびのこと。『かが』だけでもへびの意味。『かがみ・鏡』というのも『かが見』、『かが目』、蛇神が鏡を通して霊力を及ぼしていると考える信仰からきたともいう」

さらに「お百姓がこれだけきれいに畦の草を刈るのか知ってるかい?」とやまかがしくん。

IMG_8119

「水田の周りに雑草地などがあると,カメムシたちが水田へ侵入する,そいつらは、差し込んだ口から唾液を出し、中の子実を溶かして吸い上げ斑紋を作るのだ、そういう色の付いた米粒が1,000粒に米粒が2粒以上入っていれば1等米から2等米に落ちるというから、生活がかかっているわけだ。」

そういうことを教えてくれて、草むらに消えていきました。

そういうわけで、今が、一年でもっとも棚田が美しい時なんですよ。

 

俺は線路で働いている
まる一日中だ
俺は線路で働いている
あっという間に時間が過ぎてゆく

警笛が鳴り響くのが聞こえるだろ
こんな朝っぱらから起きろってさ
親方の叫び声が聞こえるだろ
ダイナ、ホーンを吹き鳴らせってさ

IMG_7812

この原詩、

I’ve been working on the railroad
All the livelong day
I’ve been working on the railroad
Just to pass the time away

Can’t you hear the whistle blowing
Rise up so early in the morn
Can’t you hear the captain shouting
Dinah, blow your horn

IMG_8044

日本では「線路は続くよ、どこまでも」

線路はつづくよ どこまでも野をこえ 山こえ 谷こえてはるかな町まで ぼくたちのたのしい旅の夢 つないでる 線路はうたうよ いつまでも列車のひびきを 追いかけてリズムにあわせて ぼくたちもたのしい旅の歌 うたおうよ ランラ ランラ ランラランラ ランラ ランラランラ …
さて、この歌、『州立大学の名門テキサス大学オースティン校の校歌や応援歌として1903年に、“The Eyes of Texas”というタイトルで編曲されたものも有名である。 歌詞は、「いかなる時も、テキサス全体が君達に注目し、期待を寄せている。 逃げ出してはならない。」』とウィクペィァ。

秋田に生まれ秋田に育ち秋田を背負って戦い、もう、これ以上投げられないというところまでたたかった愚直なまでの正直さとひたむきさで暑い夏の重苦しさを吹っ飛ばして金足農高、かれらも♪いかなる時もぉ、秋田全体が僕達に注目しぃ、期待を寄せているぅ。 ♪逃げ出してはぁならなぁい。♪そう歌っていたのでしょう。

IMG_9068

丹後鉄道のレールも

♪いかなる時もぉ、丹後全体が君達に注目しぃ、期待を寄せているぅ。 ♪逃げ出してはぁならなぁい。

そう歌っているのかもしれませんよ、

IMG_9043
またこの歌詞、渡辺謙さんにはづきるーぺのコマーシャル調に台詞をやってもらったらいいかも。

うむー、

IMG_7882

「おば゛ば、、どうしたぁ」

ただならぬ妖気じゃあ!

「きれいな夕焼けじゃないか」

IMG_7908

いや、雲は血を流し、吹く風は煮えている、、人にじょさいをなすものが近づいている、油断するでないぞよ

<<<<<<<<<<

「そうは見えんがのう」

IMG_7945

空は青くとも雲が急ぎ足じゃ、野分が襲うかもしれぬぞ、ゆだんするな!

「そうかぁ、それじゃあ取り入れを早めるか」

IMG_7917

天気予報システムの発達した今でこそ、台風の接近、フェーン現象と科学的に説明してくれますが、つい最近までは、「観天望気」を得意とするおばばが生きていて「予報」してくれていたのです。

 

 

« Older entries § Newer entries »